■いつ? |
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2003年 |
■どこで? |
記載なし |
■誰が? |
株式会社周防機械 |
■何をした(する)? |
「PKラバー」の販路開拓を本格化させる。 |
■なぜ? |
廃タイヤの野積みが全国各地で問題化し、一方で障害者やお年寄り、子どもにやさしい「ユニバーサルデザイン」の街づくりが叫ばれる。「PKラバー」をこうした追い風に乗せていくため。 |
■どのように? |
・歩道の縁石を覆う防護材。着色したゴムで縁石を目立たせ、車の乗り上げ事故を防ぐと同時に、歩行者や自転車が転倒した時のクッションの役割も果たす。人々(ピープル)に優しい(カインド)という意味で「PKラバー」と名付けた。
・道路管理者の自治体に売り込むほか、「縁石を企業のイメージカラーにして誘客に役立てたい」というコンビニエンスストアなどからの引き合いもあるという。約30センチ四方のマットをパズルのように組み合わせ、ベランダなどに敷き詰める家庭用商品も開発した。 ・「PKラバー」は9~11月に東京など3カ所で開かれた「全国地場産フェア」(経済産業省など主催)で優秀賞に選ばれた。 ・村田社長が勤めていた鉄工会社から独立する形で79年に創業。資本金1千万円。従業員17人。創業以来、防府市に進出した大手自動車メーカー、マツダなどを取引先に、産業用機械、自動車部品メーカーとして成長。今年5月に撤退した自動車部品製造に替わる柱として、リサイクルゴム製品の開発に4人のスタッフを充てる。 |