話題騒然 “ゆっくり聞こえるラジオ”約3万5千円の性能(2002年12月20日)

■いつ?
2002年12月
■どこで?
記載なし
■誰が?
NHK放送技術研究所(システム開発),日本ビクター株式会社(開発・販売)
■何をした(する)?
通称“ゆっくり聞こえるラジオ”「きき楽」を発売した。
■なぜ?
きっかけは12年前、お年寄りから寄せられた「話が速すぎる」というNHKへの投書だった。
■どのように?
・NHK放送技術研究所が努力を重ね、音声をリアルタイムでデジタル信号処理するシステムを開発した。10年ほど前には試用機ができていたが、高音質を実現するために研究を重ねてきた。

・家電業界でUDはもう常識だが、日本ビクターはさらに客層を絞り込み、新たに“シルバー家電”分野に進出した。「きき楽」は、第1号商品だ。今後は「ゆっくり聞こえるテレビ」などの商品化も検討する。

・オープン価格で、都内の電器店で税別3万4800円だった。

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