整備進む茨城町「桜の郷」 バリアフリーの街実現=茨城(2004年6月1日)

■いつ?
2004年6月から
■どこで?
茨城県茨城町桜の郷
■誰が?
茨城県高齢者福祉課「桜の郷整備推進室」
■何をした(する)?
宅地開発中の「桜の郷」地区の2004年10月の街開きを目指し、県営住宅への入居を始める。
■なぜ?
国立病院機構水戸医療センターを核とした、子供や高齢者、障害者ら誰もが過ごしやすい街を目指す大型事業として。
■どのように?
・「桜の郷」の総面積は約57ヘクタールで、西側約25ヘクタールが2004年6月当時、先行整備中であった。中心施設となる水戸医療センターは敷地が約7.1ヘクタール。診療科23科で、500床、1日あたり900人の外来患者を見込んでいる。付属看護学校や職員住宅も整備される。

・水戸医療センターは、常磐道水戸ICから車で約10分の距離にあり、水戸駅などから路線バスも運行する予定である。

・「桜の郷」西側の住宅地区は「すべての人にやさしいUDの街」として、車椅子も移動しやすいよう、道路の傾斜を緩やかに、道路と住宅敷地、歩車道の段差がほとんどないバリアフリーの設計を採用。約4.3ヘクタールに約120戸を建設予定。2004年1月の第1次分13区間はモデル住宅として公開され、通常価格より約5%ほど安かったこともあってか、完売した。

・2004年6月1日の時点では西側の敷地でも民間向けの約2.6ヘクタールに施設建設の予定がなく、東側は整備時期も未定であった。

■参考資料
「整備進む茨城町『桜の郷』 バリアフリーの街実現=茨城」『読売新聞』2004年6月1日,東京朝刊,30面

菊陽に「ゆめタウン光の森」オープン 専門店120、複合映画館も=熊本(2004年6月4日)

■いつ?
2004年6月3日
■どこで?
熊本県菊陽町津久礼
■誰が?
株式会社イズミ(本社・広島県広島市)
■何をした(する)?
大型商業施設「ゆめタウン光の森」をグランドオープンした。
■なぜ?
施設は県住宅供給公社が整備している住宅団地「光の丘」にあり、近郊は熊本市のベッドタウンとして発展しているから。
■どのように?
・施設には、イズミ直営のスーパーのほか、県内初進出の衣料や飲食店33店を含む120の専門店が入っており、9スクリーン、1800席を備えたシネマ・コンプレックス(複合映画館)もある。

・建物は4階建て本館と3階建て南館で、店舗面積は3万6600平方メートル。設備には段差がなく移動できるなど、年齢や身体的ハンディキャップの有無を意識せずに利用できるUDを取り入れている。駐車場は約2900台収容できる。

・株式会社イズミは車で30分の約65万人を商圏に、年間1000万人の来店と210億円の売り上げを見込んでいる。

■参考資料
「菊陽に『ゆめタウン光の森』オープン 専門店120、複合映画館も=熊本」『読売新聞』2004年6月4日,西部朝刊,30面