| ■いつ? | 
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| 2000年5月下旬 | 
| ■どこで? | 
| 徳島県徳島市内 | 
| ■誰が? | 
| 建築家やデザイナー、福祉施設職員らでつくる「徳島ユニバーサルデザイン研究会」(三宅直樹会長) | 
| ■何をした(する)? | 
| 徳島市内の主要国道沿いやJR徳島駅周辺の飲食店のうち、車いす使用者が利用できる店を地図で紹介した「バリアフリーガイドラインマップ」を完成させた。 | 
| ■なぜ? | 
| 記載なし。 | 
| ■どのように? | 
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・「徳島ユニバーサルデザイン研究会」は1998年春、徳島県建築士会から補助金を受けて、徳島市内の国道11、55、192号沿い、JR徳島駅周辺の飲食店約200店舗を対象に2年がかりで調査を行った。
 ・2、3人のグループで店を1軒ずつ訪ねて、(1)車いす専用駐車場の有無(2)入り口や扉の段差や傾斜(3)車いすで使えるテーブル席の数や室内の通路幅(4)トイレ利用の可否などを基準に調べた。 ・調査が行われた約200店舗のうち、利用可能と判断されたのは62店にとどまり、スロープの未整備や座席が高い位置に固定化されるなどした店も目立った。 ・利用しやすいと判断された62店舗のうち、30店舗は国道11、55号沿いに集中しており、駐車場と入り口の段差がない店が目立った。 ・車いす使用者が簡単に利用できるトイレを備えていた店は62店舗の中でもわずか2店舗にとどまっていた。 ・ガイドマップは1万部発行。福祉施設などの車いす使用者に配るほか、希望者には無料配布する。問い合わせは、徳島県工業技術センター内の徳島ユニバーサルデザイン研究会事務局(088・669・4711)まで。 
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