いろいろ優しい学生のデザイン 産学協同で商品化 多摩美大とNEC(1996年11月22日)

■いつ?
1996年9月
■どこで?
記載なし
■誰が?
多摩美術大学立体デザイン科,NEC株式会社
■何をした(する)?
「産学協同プロジェクト」を発足した。
■なぜ?
・立体デザイン科の3年生が取り組んでいる「ヘルプ(人を支援するもの)」と、NECデザイン部門の研究テーマである「ユニバーサルデザイン」に共通点が多いことから。

・学生ならではの柔軟な発想を企業や自治体で生かしてもらうため。

■どのように?
・学生たちは、身障者、高齢者、妊婦らと健常者が、障壁のない生活ができるよう、利便性の追求にとどまらず、「生き生き、ほのぼのとした生活」に役立つデザインを基本に取り組んだ。

・振動で聴く楽器、おなかの中の赤ちゃんの動きをチェックする器具、天候の変化に対応した健康管理器など、ハンディキャップを持つ人たちを対象にした作品をNEC側に提案した。

・多摩美大は、10年前から日本道路公団、東芝、東京都、横浜市、三鷹市、本田技研工業など、数多くの自治体や企業と組んで、さまざまな提案をし、一部は実用化している。

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