住民に優しい町づくり 福間のユニバーサルデザイン計画 /福岡(2001年04月12日)

■いつ?
2001年4月頃
■どこで?
福岡県福間町
■誰が?
福間町
■何をした(する)?
第4次町総合計画の柱のひとつとして、「ユニバーサルデザイン計画」をまとめた。
■なぜ?
特定の人だけでなくすべての人に配慮した優しいまちづくりをめざすため。
■どのように?
・住民参加による「まちづくり会議」の意見と学識者の助言、指導を反映したもので、今年度から、町広報紙の文字拡大や、JR東福間駅にエレベーターを設置するなど、ソフト、ハード面の枠を超えて出来るものから取り組んでいきたいとしている。

・ソフト面は「心のユニバーサルデザイン」として、一人ひとりの心の持ち方や暮らし方に触れ、住民と事業者、行政が共通の考え方で行動していこうと呼びかけている。またハード面では「まちのユニバーサルデザイン」として、建築物や道路、公園などについてすべての人が快適に利用できるように配慮事項を定めている。

・建築物基準として、出入り口には十分な幅を確保。玄関マットは埋め込み式にして、音声誘導装置をつけるなど、道路、公園、交通施設などのあらゆる項目について「配慮事項」を細かく定めている。

・JR東福間駅のエレベーター設置は、住民からの要望が強かったものの一つで、駅前整備事業の一環として点字用誘導ブロックの設置などと同時に整備される。事業費は5700万円。完成すれば、駅の表側と裏側の自由往来も可能になる。

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