日経新聞

「日経UDマネジメントセミナー」受講者を募集。(2001年9月13日)

■いつ?
2001年10月17日(水) 午後1時半―5時半
■どこで?
日経ホール(東京・大手町)
■誰が?
株式会社日本経済新聞社,ユニバーサルデザインフォーラム(UDF)
■何をした(する)?
「顧客満足を勝ち取る経営課題としてのユニバーサルデザイン」をテーマに企業経営とユニバーサルデザインに関するセミナーを開催する。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・基調講演「経営の原点としてのユニバーサルデザイン」黒須正明メディア教育開発センター教授。
・特別講演「企業価値向上のためのユニバーサルデザイン」立石信雄オムロン会長。
・パネル討論(コクヨ株式会社,シチズン時計株式会社,松下電器株式会社)ほか。
・受講料1万円(税込み・事前申し込み制)。
・申し込みはhttp://www.universal-design.gr.jp/forum/まで。申し込み締め切りは2001年10月5日、先着250人まで。
・問い合わせはUDマネジメントセミナー事務局(TEL03・5148・3611)まで。
■参考資料
「「日経UDマネジメントセミナー」受講者を募集」『日本経済新聞』2001年9月13日,朝刊,13面

日経UDビジネスフォーラムスペシャル(2003年11月4日,2003年10月27日,2003年10月9日)

■いつ?
2003年11月10日(月) 午後1時半―午後5時10分
■どこで?
日経ホール(東京・大手町)
■誰が?
株式会社日本経済新聞社(主催)、株式会社テレビ東京、株式会社BSジャパン、株式会社日経BP(後援)、ユニバーサルデザインフォーラム(UDF)(協力)、トヨタ自動車株式会社(特別協賛)、松下電工株式会社(現・パナソニック電工株式会社)、富士ゼロックス株式会社、コクヨ株式会社(協賛)
■何をした(する)?
シンポジウム「ユーザーとの共創-ユニバーサルデザイン(UD)がブランドを強くする」を開催。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・基調講演=小松原明哲(金沢工業大学教授)。
・パネル討論=第1部「ユニバーサルコンセプトによる製品開発」,第2部「ユニバーサルデザイントと開発マネジメント」。
・申し込み 『日経UDBFスペシャル』事務局(FAX03・5457・3260、メールudbf-s@m-cross.com)へ。10月31日(金)必着、抽選で500人に参加証を送付。無料。
・問い合わせは『日経UDBFスペシャル』事務局(TEL03・5458・6108)まで。
■参考資料
「日経UDビジネスフォーラムスペシャル」『日本経済新聞』2003年11月4日,2003年10月27日,朝刊, 13面,2003年10月9日,朝刊,15面

ボタン大きなオーディオ――日産自動車(ニューフェース)(2004年8月7日)

■いつ?
2004年9月15日
■どこで?
全国
■誰が?
日産自動車株式会社
■何をした(する)?
UDのカーオーディオ「シンプル&簡単オーディオ」を発売する。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・子どもや高齢者でも表示内容がわかる大型液晶画面や操作ボタンなど、デザインに工夫。
■参考資料
「ボタン大きなオーディオ――日産自動車(ニューフェース)」『日本経済新聞』2004年8月7日

「特色ある大学教育支援」、2004年度58件採択、国立大の優位続く(2004年7月31日)


■いつ?
記載なし。
■どこで?
記載なし。
■誰が?
広島大学
■何をした(する)?
「高等教育のUD化」という取り組みが、文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム」に採択された。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・学生の学習と課外活動への支援の工夫改善をテーマとして採択された。
■参考資料
「『特色ある大学教育支援』、2004年度58件採択、国立大の優位続く」『日本経済新聞』2004年7月31日

トヨタ、新型小型車「ポルテ」発売(2004年7月27日)

■いつ?
2004年7月26日
■どこで?
全国
■誰が?
トヨタ自動車株式会社
■何をした(する)?
UDを重視した小型車「ポルテ」を発売した。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・低床化、天井を高くして、乗り込みやすくしてある。
■参考資料
「トヨタ、新型小型車『ポルテ』発売」『日本経済新聞』2004年7月27日

特集――国内シェアを変えたヒット商品、洗濯機、松下、洗浄力を向上(2004年7月26日)

■いつ?
2003年
■どこで?
記載なし。
■誰が?
松下電器産業株式会社
■何をした(する)?
「主要商品・サービス調査」の国内100品目調査で、洗濯機シェア1位に。
■なぜ?
・UDを採用したドラム式選択乾燥機「LabNA-V80」の売り上げが好調で、累計台数15万台突破したため。
■どのように?
・「LabNA-V80」は横型ドラム式洗濯機の回転軸を約30度傾けた洗濯機である。
■参考資料
「特集――国内シェアを変えたヒット商品、洗濯機、松下、洗浄力を向上」『日本経済新聞』2004年7月26日

ブリヂストンサイクル「YUUVI」――子供乗せても運転しやすく(ヒットの舞台裏)(2004年7月17日)

■いつ?
記載なし。
■どこで?
記載なし。
■誰が?
ブリヂストンサイクル株式会社
■何をした(する)?
子どもを乗せやすい自転車「YUUVI」の販売が好調。
■なぜ?
UDをアピールした自転車「ラクラクマミー」は高額で、発売不調だったため、「YUVVI」はそれを生かして価格を抑えた。
■どのように?
・「YUUVI」はスタンドを幅広く、ハンドルやサドルも広くとり、デザインも工夫した。
■参考資料
「ブリヂストンサイクル「YUUVI」――子供乗せても運転しやすく(ヒットの舞台裏)」『日本経済新聞』2004年7月17日

CSRで競う企業の社会的責任(10)NPOの知恵、家に生かす(ドキュメント挑戦)(2004年7月9日)

■いつ?
記載なし。
■どこで?
記載なし。
■誰が?
トステム株式会社 トータルハウジング企画部
■何をした(する)?
NPO「ユニバーサルデザイン生活者ネットワーク」と協働して玄関ドアを商品開発。
■なぜ?
・CSRを果たすため、商品開発の段階で生活者の声を聞く。
■どのように?
・NPOの消費者アンケートや意見で、トステムが企画、改良。
■参考資料
「CSRで競う企業の社会的責任(10)NPOの知恵、家に生かす(ドキュメント挑戦)」『日本経済新聞』2004年7月9日

外来語33語言い換え、国立国語研、第3弾中間発表――4語言い換えせず(2004年6月30日)

■いつ?
2004年6月29日
■どこで?
記載なし。
■誰が?
国立国語研究所
■何をした(する)?
「ユニバーサルデザイン」の言い換え語に「万人向け設計」を提案した。
■なぜ?
2004年6月30日の日本経済新聞によると、当時UDの認知度は4人に2人未満であり、なじみの薄い外来語を日本語に置き換えたほうがわかりやすいと考えたため。
■どのように?
・第3弾の中間発表で、33語の言い換え語リストに残る。
■参考資料
「外来語33語言い換え、国立国語研、第3弾中間発表――4語言い換えせず」『日本経済新聞』2004年6月30日

ショッピングがいどガイド、NTTドコモ「ハーティプラザ」、障害(2004年6月5日)


■いつ?
2004年2月
■どこで?
ドコモショップ丸の内店(東京・千代田)
■誰が?
株式会社NTTドコモ
■何をした(する)?
UDに配慮した「ドコモ・ハーティプラザ」を開設した。
■なぜ?
視覚や聴覚などに障害がある人でも利用しやすいようにするため。
■どのように?
・手話スタッフ常駐。
・車いすの来店者などには最寄の駅まで迎えに行く。
・店内は視覚障害者向けに点字ブロックの代わりに特殊カーペットを導入し、一般に開放したトイレにはオスメイト対応器具もある。
・英語版のカタログや4ヶ国語表示。
・障がい者の利用は2004年6月5日当時で、一日3~4人だという。
■参考資料
「ショッピングがいどガイド、NTTドコモ『ハーティプラザ』、障害」『日本経済新聞』2004年6月5日,夕刊,6面

トヨタ・ユニバーサルデザイン・ショウケース(東京・お台場)(お店拝見)(2004年6月5日)

■いつ?
2004年6月頃
■どこで?
東京・お台場
■誰が?
トヨタ自動車株式会社
■何をした(する)?
自動車を陳列するメガウェブの一部を改装し、「トヨタ・ユニバーサルデザイン・ショウケース」を開業した。
■なぜ?
UDが目指しているもの作りは、身障者に限らず全ての使い手に配慮していることを理解してもらいたいと考えたため。
■どのように?
・食器や家電製品など国内外の様々なメーカーのUD商品を常時400点展示していた。
・「トヨタ・ユニバーサルデザイン・ショウケース」は2004年6月5日当時、UDに関する国内最大級の展示場であった。
・車椅子に対応したトヨタ製のクルマ25車種も展示。
・屋外では実際に福祉車両にも試乗できる。
・営業時間は午前11時~午後9時まで。
・休館日は不定期で、入場は無料。
■参考資料
「トヨタ・ユニバーサルデザイン・ショウケース(東京・お台場)(お店拝見)」『日本経済新聞』2004年6月5日,朝刊,31面

日経UDビジネスフォーラム、来月7日、東京で開催(2004年5月17日)

■いつ?
2004年6月7日
■どこで?
日経ホール(東京・大手町)
■誰が?
株式会社日本経済新聞社、UD推進委員会
■何をした(する)?
「日経ユニバーサルデザインビジネスフォーラム」を開催する。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・「自治体と企業の連携による新しい価値の創造」をテーマに、増田寛也岩手県知事(当時)の講演などを行う。
■参考資料
「日経UDビジネスフォーラム、来月7日、東京で開催」『日本経済新聞』2004年5月17日

振動で検温終了お知らせ――シチズンCBM(ニューフェース)(2004年4月20日)

■いつ?
2004年5月上旬
■どこで?
記載なし。
■誰が?
シチズンCBM株式会社
■何をした(する)?
UDを採用した電子体温計「CT785V」を発売。
■なぜ?
・記載なし。
■どのように?
・大きく見やすい表示部や押しやすいスイッチなど、デザインを工夫。
■参考資料
「振動で検温終了お知らせ――シチズンCBM(ニューフェース)」『日本経済新聞』2004年4月20日

お店未来形JAPAN SHOPなどから(上)波形パネル、棚に変身(2004年3月3日)

■いつ?
2004年3月5日まで
■どこで?
東京ビッグサイト(東京都江東区)
■誰が?
コンビチャチャ株式会社
■何をした(する)?
折り畳み式UDシートを商業施設などのトイレ向けに提案、展示。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・「街づくり・流通 ルネサンス」のテーマで開催されている「JAPAN SHOP」などの展示会で。
■参考資料
「お店未来型JAPAN SHOPなどから(上)波型パネル、棚に変身」『日本経済新聞』2004年3月3日

高齢者ら配慮の商品、デザイン規格、日中韓で統一(2004年1月18日)

■いつ?
記載なし。
■どこで?
記載なし。
■誰が?
経済産業省
■何をした(する)?
UDの国際的統一規格をつくる。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・日中韓で統一規格を形成、欧米、ISOなどにも採用を働きかける方針。
■参考資料
「高齢者ら配慮の商品、デザイン規格、日中韓で統一」『日本経済新聞』2004年1月18日

ユニバーサルデザイン研修、松下電工が拡充――専門家招き講習高度に(ひと仕事)(2004年1月12日)

■いつ?
2004年5月から
■どこで?
記載なし
■誰が?
松下電工株式会社
■何をした(する)?
社内でUD研修制度を拡充。
■なぜ?
・UDのより高度な知識の習得、高齢者に配慮した製品企画を目指して。
■どのように?
・外部の専門家を招き、設計や企画の担当者、デザイナー向けのコースと販売担当者向けのコースを開講。
■参考資料
「ユニバーサルデザイン研修、松下電工が拡充――専門家招き講習高度に(ひと仕事)」『日本経済新聞』2004年1月12日

特集――2003年日経優秀製品・サービス賞、産業新聞創刊30周年特別賞、5点。(2004年1月6日)

■いつ?
1980年6月(発売)
■どこで?
記載なし
■誰が?
TOTO LTD.
■何をした(する)?
「ウォシュレット」が日経新聞社の特別賞を受賞。
■なぜ?
・TOTO株式会社最大のヒット商品。UDの成功例。
■どのように?
・介護用品だった温水洗浄便座を一般家庭をふくめ広く使われるようにした。
■参考資料
「特集――2003年日経優秀製品・サービス賞、産業新聞創刊30周年特別賞、5点」『日本経済新聞』2004年1月6日

旅行の魅力紹介、最新情報も、他(見どころ聞きどころ)(2003年9月29日)

■いつ?
2003年10月2日、3日 午前9:30~午後5:00
■どこで?
東京ビッグサイト(東京都江東区)
■誰が?
日本プラスチック日用品工業組合
■何をした(する)?
「28th全日本プラスチック日用品フェア」を開催する。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・プラスチック日用品メーカーなどが参加し、「なごみ,彩り,暮らしの提案」をテーマにしたUD製品や介護製品、環境対応製品などを展示する。
・プラスチック日用品優秀製品コンクール受賞製品を発表。
・そのほかに収納術の紹介もある。
・入場料は無料。問い合わせは日本プラスチック日用品工業組合(03・3561・8778)まで。
■参考資料
「旅行の魅力紹介、最新情報も、他(見どころ聞きどころ)」『日本経済新聞』2003年9月29日,朝刊,11面

海苔の香りのおにぎり屋、借りるよりお得なドレスと着物、他(がいどガイド)(2003年8月30日)

■いつ?
2003年9月3日(水)~9日(火)
■どこで?
松屋銀座(本店) 1階スペース・オブ・ギンザ
■誰が?
株式会社松屋
■何をした(する)?
「ユニバーサルデザイン展」を開催。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・UDの生活アイテムを、キッチン、文具、チェアなどのカテゴリーに分けて展示し販売する。
■参考資料
「海苔の香りのおにぎり屋、借りるよりお得なドレスと着物、他(がいどガイド)」『日本経済新聞』2003年8月30日,夕刊,6面

ドラム傾け洗浄・乾燥性能向上――松下電器産業(ニューフェース)(2003年8月26日)

■いつ?
2003年11月21日
■どこで?
全国
■誰が?
松下電器産業株式会社
■何をした(する)?
UDを採用した洗濯乾燥機「Lab NA-V80」を発売する。
■なぜ?
背の低い子供や、車イスの場合でも衣類が出し入れしやすいようにするため。
■どのように?
・洗浄効果が強い縦型の洗乾機と乾燥能力に優れた横型のドラム式の長所を組み合わせた。
・ドラムを斜め約30度に傾け、背の低い子供や、車椅子の場合でも衣類を出しやすいように配慮したUDを採用。
・ドラムの傾斜により、水の使用量を同社の従来のドラム式洗濯機に比べて約20%削減でき、水道代と電気代合わせて年間で約1万6000円節約ができるという。
・高濃度の洗剤の泡を用いて、皮脂汚れの洗浄力を従来機種比10%高めた。
・洗濯で8キロ、乾燥は6キロまでで4.5キロの洗濯物を160分で仕上げる。
・横幅63.9センチ、奥行き66.5センチ、高さ98.6センチで、重さ65キロ、色は2種。
・価格はオープン価格で、店頭では18万円前後の見通し。
・問い合わせは松下電器産業株式会社(0120・878・365)まで。
■参考資料
「ドラム傾け洗浄・乾燥性能向上――松下電器産業(ニューフェース)」『日本経済新聞』2003年8月26日,朝刊,31面

力の要らないホチキス(便利メモ)(2003年8月24日)

■いつ?
2003年8月頃
■どこで?
全国
■誰が?
コクヨ株式会社
■何をした(する)?
弱い力で閉じられるホチキスを発売した。
■なぜ?
誰もが使いやすいことを目指したUDを採用したため。
■どのように?
・これまでのコクヨ製のホチキスに比べて閉じるときの力が5割減になったという。
・価格は350円と500円の2種類がある。
・他にも閉じた針が平らになるタイプもある。こちらの価格は1000円。
・色は青を中心に、タイプによって透明感のある赤や青もある。
・廃棄の際に樹脂と金属に分けられるため、環境にも配慮している。
■参考資料
「力の要らないホチキス(便利メモ)」『日本経済新聞』2003年8月24日,朝刊,27面

シニアの料理作り快適に――器具使いやすく、生活に張り、食も充実(日曜版(2003年7月20日)

■いつ?
2003年7月頃
■どこで?
東京
■誰が?
財団法人すこやか食生活協会
■何をした(する)?
高齢者や障害者が使いやすいUD製品を載せたガイドブックを作成した。
■なぜ?
UD製品は増えてはいるが、高齢者にとって使いやすいUD製品が何かはわかりづらいから。
■どのように?
・財団法人すこやか食生活協会は高齢者や障害者の自立した食生活を支援している団体。
・UD調理器具など約200点を載せたガイドブックを作成。
・問い合わせは、財団法人すこやか食生活協会(03・3583・9395)まで。

パラマウントベッド、ユニバーサルデザイン雑貨店(2003年7月9日)

■いつ?
2003年7月頃
■どこで?
東京・京橋
■誰が?
パラマウンドベッド株式会社
■何をした(する)?
UD商品を集めた生活雑貨店「パラマウント・ユニバーサルデザイン・ステーション」を開いた。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・売り場面積は56平方メートル。
・握りやすい筆記具、米国の「オクソ」ブランドの上側からでも目盛りが見やすい計量カップなど、文房具など6分野の約200品目を販売。
■参考資料
「パラマウントベッド、ユニバーサルデザイン雑貨店」『日本経済新聞』2003年7月9日,朝刊,31面

首長が拓く(10)熊本県、川辺川ダム――納得ゆくまで住民集会(ドキュメント挑戦)(2003年6月13日)

■いつ?
2003年6月頃
■どこで?
熊本県
■誰が?
潮谷義子氏(前・熊本県知事)
■何をした(する)?
自身の重点政策としてUDを推し進める。
■なぜ?
知事になる前は乳児ホームの園長などの福祉の仕事一筋で、誰もが生活しやすいUDの推進こそが大切と考えていたため。
■どのように?
・潮谷前熊本県知事は2002年12月、振動被害や費用対効率を考慮して、荒瀬ダム撤去の決断を下した。これが田中康夫長野県知事(当時)のいう「廃ダム」の1号になった。
■参考資料
「首長が拓く(10)熊本県、川辺川ダム――納得ゆくまで住民集会(ドキュメント挑戦)」『日本経済新聞』2003年6月13日,夕刊,5面

日経消費経済フォーラム月例セミナー(日経からのお知らせ)(2003年6月2日)

■いつ?
2003年6月12日午後1:30~午後4:15
■どこで?
渋谷マークシティ(東京都渋谷区)17階 サンブリッジ・セミナールーム
■誰が?
日経産業消費研究所
■何をした(する)?
日経消費経済フォーラム月例セミナーで「これからのシニアマーケット開拓」をテーマに講演する。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・第1回(午後1:30~2:45)「日本ビクターのユニバーサルデザイン(UD)取り組みの現状」=日本ビクター・デザインセンター・ゼネラルデザイングループ技師・青木淑江氏
・第2回(午後3時~4:15)「UD市場の現状と展望」=UDフォーラム副理事長・中川聰氏
・受講料は1万円。申し込み、問い合わせは日経産業研究所(03・5294・2594、http://www.nikkei.co.jp/rim/)まで。
■参考資料
「日経消費経済フォーラム月例セミナー(日経からのお知らせ)」『日本経済新聞』2003年6月2日,朝刊,11面

スライド式で開閉を簡単に――三洋電機(ニューフェース)(2003年5月28日)

■いつ?
2003年6月21日
■どこで?
全国
■誰が?
三洋電機株式会社
■何をした(する)?
ドラム式洗濯乾燥機「トップオープンドラム AWD-B860Z」を発売。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・洗濯物の入れ口をスライド式にして開閉を容易にした。
・乾燥時に温風が効率よく行き渡る構造にしており、約6キログラムの衣類を業界最速の190分で仕上げられるという。
・ドラムの遠心力で洗剤液を衣類に浸透させる「リフレッシュ浸透洗い」機能で洗浄効果を高めた。
・スイッチをボタンからダイヤル式に変えたり、音声ガイドをつけたりできUDへの要求にも応じる。
・色は基本がメタリックシルバー。オーダーメイドにより山吹、瑠璃、桜、墨色も可能。
・価格は22万5000円、UD対応は23万5000円。
■参考資料
「スライド式で開閉を簡単に――三洋電機(ニューフェース)」『日本経済新聞』2003年5月28日,朝刊,31面

片手OKプッシュボトル(便利メモ)=訂正あり(2003年5月25日)

■いつ?
2003年5月頃
■どこで?
全国
■誰が?
株式会社マーナ
■何をした(する)?
片手で使えるプッシュボトルを考案し、販売開始した。
■なぜ?
シャンプーやリンスの容器に用いられる従来のプッシュボトルは一般的に、一方の手で容器を押し、もう一方の手で出てくる液体を受けるように作られているため、両手が使えないとうまく扱えないという弱点を改良するため。
■どのように?
・上部を手の甲で押すと、押したその手の手のひらで、出てくる液体を受けられるようにデザインされている。
・手に怪我をした人、脳卒中の後遺症などで手に麻痺のある人や赤ちゃんをお風呂に入れたときも、片手で抱いたまま使えるように配慮されている。
・容器だけの販売で、中身は使う人が必要なものを自分で用意する。
・問い合わせは株式会社マーナ(03・3829・1111)まで。
■参考資料
「片手OKプッシュボトル(便利メモ)=訂正あり」『日本経済新聞』2003年5月25日,朝刊,29面

トヨタ「ラウム」全面改良(2003年5月13日)

■いつ?
2003年5月12日
■どこで?
全国
■誰が?
トヨタ自動車株式会社
■何をした(する)?
UDを取り入れた小型車「ラウム」を発売。
■なぜ?
年齢や体格に関係なく、全ての人が快適に使えるようにするため。
■どのように?
・前席と後席のドアが大きく開いて、無理なく乗り降りできる「パノラマオープンドア」を採用した。
・助手席のシートを前方に折りたたんで室内空間を広くできる。
・サトウキビなどの植物を原料とし、土に埋めると溶ける特性があるプラスチックを床マットなどに使ったほか、車体各部を解体しやすい構造にしてリサイクルを促す設計にした。
・2003年5月13日の日本経済新聞の記事では、当時トヨタ自動車は月間4000台の販売を見込んでいたと記載があった。
・排気量は1500ccで、新型の自動変速機(AT)を搭載している。
・価格は139万8000円~186万8000円(北海道,沖縄を除く)。
■参考資料
「トヨタ『ラウム』全面改良」『日本経済新聞』2003年5月13日,朝刊,13面

つまむ動作だけで開閉(便利メモ)(2003年3月9日)

■いつ?
2003年3月頃
■どこで?
全国
■誰が?
コクヨ株式会社
■何をした(する)?
つまむだけで開閉できる事務用ファイルや、出し入れしやすいクリアーブックを開発し、発売した。
■なぜ?
より使いやすいようにと、使い勝手を考えたため。
■どのように?
・「ユニバーサルデザインシリーズ」の事務用ファイルは、つまみを「開ける」用と「閉じる」用の2つに分けて、開けるときは外側のつまみ、閉じるときには内側のつまみをそれぞれ中央に向かって引き寄せるだけで開閉が出来る。
・留め具には矢印がついている。閉じ穴も大きめ。A4ほかサイズは4種類。
・クリアーブックは書類を入れる上部に小さなカーブの切れ込みをつけることで出し入れをしやすくした。固定式と替紙式がある。
・2003年3月9日当時、このほかにも取り外すときの力は従来よりも軽くて済むのに吸着力は強いマグネットなども「UDシリーズ」として売られていた。
・問い合わせはコクヨ株式会社(0120・201・594)まで。
■参考資料
「つまむ動作だけで開閉(便利メモ)」『日本経済新聞』2003年3月9日,朝刊,29面

30回分の測定値記憶――シチズンCBM(ニューフェース)(2003年1月31日)

■いつ?
2003年2月10日
■どこで?
全国
■誰が?
シチズンCBM株式会社
■何をした(する)?
UD採用の電子血圧計「CH-485E」を発売した。
■なぜ?
年齢や身体的な特徴になどに左右され図に使えるようにするため。
■どのように?
・測定した血圧や脈の数値を30回分保存できる。
・表示画面を大きくしたり、ボタンも押しやすくした。
・アラーム時計機能もあり、毎日同時刻に鳴らし、測定し忘れを防げるようにした。
・価格は1万5000円
・問い合わせは、シチズンCBM株式会社(0120・886295)まで。
■参考資料
「30回分の測定値記憶――シチズンCBM(ニューフェース)」『日本経済新聞』2003年1月31日,朝刊,35面

日経UDビジネスフォーラム受講者募集(日経からのお知らせ)(2003年1月27日,2002年2月10日,2003年2月25日)

■いつ?
2003年2月24日(月)午前10時~午後5時、25日(火)午前9時30分~午後4時
■どこで?
京王プラザホテル(東京・西新宿)
■誰が?
株式会社日本経済新聞(主催),ユニバーサルデザイン推進委員会(共催)
■何をした(する)?
「日経UDビジネスフォーラム」を開催。
■なぜ?
ユニバーサルデザイン(UD)を企業戦略のテーマととらえ、UDビジネスを推進するため。
■どのように?
・フォーラムは同時通訳付き。UD製品の企業展示、企業セッションも併設される。
・講師=島田晴雄慶応大学教授、アート・キシヤマ・ウォルト・ディズニー・イメージニアリング・バイスプレジデント、立石信雄オムロン会長ほか(24日)、ロジャー・コールマン英国王立芸術大学教授、清水鳩子主婦連合会副会長ほか(25日)。
・受講無料。問い合わせは、日経ビジネスフォーラム事務局(TEL 03・5281・1540、FAX 03・5281・1561、電子メールnudb@tcw.co.jp)まで。
■参考資料
「日経UDビジネスフォーラム受講者募集(日経からのお知らせ)」『日本経済新聞』2003年1月27日,朝刊,10面

ユビキタス社会、ルール・倫理探る――日立、慶応大などと研究会(2002年1月13日)




■いつ?
2003年1月頃
■どこで?
株式会社日立製作所システム開発研究所(プロジェクト発案)
■誰が?
株式会社日立製作所システム開発研究所,慶応大学,東京工科大学,東京大学,文部省メディア教育開発センター,株式会社ユーディット
■何をした(する)?
本格的な情報通信社会で想定されるプライバシー保護などの課題やその対策を研究するプロジェクトを発足し、2004年度に提言をまとめる。
■なぜ?
日立は通信や超小型ICチップなどユビキタス社会の基盤技術を多数持っており、様々な企業、行政サービスへの応用が考えられているが、技術偏重の考え方では社会に受け入れられないと判断したから。
■どのように?
・プロジェクト名は「横断的科学によるユビキタス情報社会の研究(通称やおよろずプロジェクト)」。いつでもどこでもネットワークを使って簡単に情報を得られるユビキタス時代に必要なルール、倫理などを検討する。
・このプロジェクトは、文部科学省の科学技術復興を目的とした助成対象事業。
・技術だけではなく法律、倫理、心理学などの専門家が分野の壁を超えて議論する。
・ユビキタス社会では利便性が高まる半面、膨大な個人情報が流通し情報管理やプライバシー保護の法整備などが重要テーマになる。高齢者が抵抗なく利用できる機器や仕組みも不可欠。プロジェクトではこうした論点を整理し解決方法を考える。技術面でも機器同士をつなぐ仕様の標準化などを検討する。
・日立製作所は2003年2月に公開討論の場を設け、議論を活発化していく考えである。


■参考資料

「ユビキタス社会、ルール・倫理探る――日立、慶応大などと研究会」『日本経済新聞』2003年1月13日,朝刊,11面

2003年本社の主な事業(2003年1月3日)

■いつ?
2003年2月末
■どこで?
東京
■誰が?
日本経済新聞社
■何をした(する)?
日経UDビジネスフォーラムを開催予定。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・UDを「ビジネスの新しい価値観」としてとらえ、内外の著名専門家によるシンポジウムやフェアを開催する。
■参考資料
「2003年本社の主な事業」『日本経済新聞』2003年1月3日,朝刊,34面

2005年開港、中部国際空港、トイレ全個室、車いす対応に――ひろびろ使いやすく(2002年12月21日)

■いつ?
2005年(開港)
■どこで?
中部国際空港(愛知県常滑市沖)
■誰が?
中部国際空港株式会社
■何をした(する)?
施設内のトイレの全ての個室が車椅子で利用できるようにした。
■なぜ?
中部国際空港「UD研究会」が使いやすい施設作りの検討をしてきたから。
■どのように?
・一般客が利用できるトイレ45ヵ所、個室を510室を備える計画で、個室全ての入り口の幅を1.06メートル以上、奥行き1.95メートル以上を確保し、通常の車椅子が動けるように設計した。空港に併設する商業施設のトイレも同じ仕様を採用する。
・全トイレに車椅子対応よりも大きなスペースの身体障害者用の個室を確保する。
・トイレだけでなく、動く歩道は幅を1.6メートルと広くし、急いでいる人が車椅子の脇を追い越せるよう設定する考え。
・動く歩道の乗り降りの際にあった段差も、車椅子利用者の声を取り入れ、解消する予定。
■参考資料
「2005年開港、中部国際空港、トイレ全個室、車いす対応に――ひろびろ使いやすく。」『日本経済新聞』2002年12月21日,朝刊,10面

ファッション性高いシニア向け婦人服、デザイン会社が発売(2002年11月8日)

■いつ?
2002年11月頃
■どこで?
松屋銀座本店 7階ユニバーサルスクエア
■誰が?
トライポッド・デザイン株式会社・吉川多喜子氏(デザイン担当)
■何をした(する)?
ファッション性にも配慮したシニア向け婦人服の発売をした。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・発売した服はブルゾンやセーターなど秋冬物12点で、伸縮性や手触りの良いニットを使い、ピンクや水色など明るめの色調が中心。機能的に着やすいだけではなくて素材や色にもこだわったとのこと。
・デザインの細部では、身体機能が衰えた高齢者でも着やすいように工夫した。車椅子に座っても窮屈にならないようジャケットの横に深い切れ込みを入れたり、大きめのボタンを採用したりしている。
・トライポッドデザイン株式会社はUDの専門会社。2002年11月以前にも握力が衰えた人でも使いやすいペンや食器などを商品化している。
・価格はブルゾンで38,000~42,000円。
■参考資料
「ファッション性高いシニア向け婦人服、デザイン会社が発売」『日本経済新聞』2002年11月8日,夕刊,13面

講演を同時翻訳・字幕化、人と機械が分担、首尾上々――横浜の国際会議で試験(2002年12月2日)




■いつ?
2002年11月30日
■どこで?
神奈川県横浜市
■誰が?
伊福部達氏ら(東京大学教授・開発)、北海道大学、株式会社ビー・ユー・ジー(協力)
■何をした(する)?
講演内容を即時に日英翻訳し字幕表示する新技術を「国際ユニバーサルデザイン会議2002」のシンポジウムで試験的に採用した。
■なぜ?
視覚や聴覚が不自由な人もこの技術を使えば会議に参加することができるから。
■どのように?
・講演を翻訳した同時通訳者の声をインターネットで札幌に送り、文字データに変換して会場に送り返して会場のスクリーンに表示する。

・札幌ではネットで届く通訳者の声を担当者が復唱、復唱者の声を読みとるのに最適に調整した音声認識ソフトが講演内容を次々と文字化する仕組み。

・ネットの利用によってどこで開く会議にも字幕作成サービスが提供できる。


■参考資料

「講演を同時翻訳・字幕化、人と機械が分担、首尾上々――横浜の国際会議で試験」『日本経済新聞』2002年12月2日,朝刊,23面

ラジオの声、ゆっくり聴きやすく――日本ビクター(ニューフェース)(2002年11月6日)

■いつ?
2002年12月上旬
■どこで?
全国
■誰が?
日本ビクター株式会社
■何をした(する)?
UDを採用したラジオ「RA-BF1」を発売。
■なぜ?
早口な放送などを聞き取りやすく、高齢者にも使いやすくするため。
■どのように?
・話し始めの速度を落とし、徐々に本来の速度まで上げる処理をすることで、早口の放送などの際にも聞き取りやすくした。会話の間の音声がない瞬間を検知して縮めることで、速度処理をしても実際の放送と同じ長さで聞くことが出来るという。
・自動的に小さい音を大きくし、大きい音を小さくして一定の適度な音量で流すことも可能で、直前10秒間の音声を記憶し、ボタンを押すと聴き直すことができる機能も搭載した。
・高齢者でも使いやすいように大型のスイッチやつまみ、文字表示になっている。
・AM/FMラジオ、1-12チャンネルのテレビ音声を受信する。
・価格はオープン価格だが、店頭実勢によると35000円程度の見込み。
・問い合わせは日本ビクター株式会社(03・5684・9311)まで。
■参考資料
「ラジオの声、ゆっくり聴きやすく――日本ビクター(ニューフェース)」『日本経済新聞』2002年11月6日,朝刊,31面

誰でも使いやすいハサミ――コクヨ(ニューフェース)(2002年10月31日)

■いつ?
2002年12月1日
■どこで?
全国
■誰が?
コクヨ株式会社
■何をした(する)?
UD採用のハサミ「テピタ」を発売する。
■なぜ?
年齢や身体的特徴を問わず使いやすいハサミにするため。
■どのように?
・ハサミのハンドル部分を従来品より厚くして指の腹全体でハサミを開閉できるようにした。少ない力で使用でき、疲れにくいという。
・ハサミは全部で3種類あり、ハンドルの片側が開いており、様々な握り方ができる「オープンタイプ」、握りの厚さが最大で20.5ミリと同社従来品の約2倍にした「左右非対称タイプ」、輪の部分のサイズを大中小の3つ用意し、手の大きさに合わせて選びやすくした「左右対称タイプ」がある。
・各タイプとも刃と握り部分に分けて別々に廃棄できる環境対応商品。刃にはカーボンステンレスを採用した。
・価格は「オープンタイプ」が1800円、「左右非対称タイプ」が600円、「左右対称タイプ」が300円。
・問い合わせはコクヨ株式会社(0120・201594)まで。
■参考資料
「誰でも使いやすいハサミ――コクヨ(ニューフェース)」『日本経済新聞』2002年10月31日,朝刊,33面

大阪で中小向け海外商談会、他(見どころ聞きどころ)(2002年10月21日)

■いつ?
2002年10月23日、24日
■どこで?
幕張メッセ(千葉県千葉市)
■誰が?
日本プラスチック日用品工業組合
■何をした(する)?
プラスチック製の日用品や製造技術の展示会「全日本プラスチック日用品フェア」を開催。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・83社が家庭用の収納ラックやガーデニング用品などを出品し、いち押し製品や誰もが使いやすいUDの製品、リサイクルや省資源に応じた製品なども紹介する。
・製品ができるまでの工程や安全性なども解説する。
・入場料は無料。
・問い合わせは日本プラスチック日用品工業組合(03・3561・8778)まで。
■参考資料
「大阪で中小向け海外商談会、他(見どころ聞きどころ)」『日本経済新聞』2002年10月21日,朝刊,5面

身近に置きたいネコグッズ、生き生きと趣味を仕事に、他(がいどガイド)(2002年10月12日)

■いつ?
2002年10月29日(火)まで
■どこで?
松屋銀座本店 7階ユニバーサルスクエア
■誰が?
株式会社松屋銀座本店
■何をした(する)?
「tripod design 吉川多喜子が考える ユニバーサルファッション」を開催する。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・身体の動きを考慮し、脱ぎ着がしやすくデザインにも優れた服を展示販売。
・秋冬ものの婦人服が中心。
・問い合わせは松屋銀座本店(03・3567・1211)まで。
■参考資料
「身近に置きたいネコグッズ、生き生きと趣味を仕事に、他(がいどガイド)」『日本経済新聞』2002年10月12日,朝刊,6面

日経UDビジネスフォーラム――協賛・出展社募集、来年2月東京で(2002年9月24日,2002年10月7日)

■いつ?
2003年2月24日(月)、25日(火)午前10時から午後6時
■どこで?
京王プラザホテル(東京・西新宿)
■誰が?
株式会社日本経済新聞社(主催)、UD推進委員会(共催)
■何をした(する)?
日経UDビジネスフォーラムを開催する。
■なぜ?
「UD」が企業や行政機関にとって価値向上やユーザー重視の観点から重要になっているため。
■どのように?
・UDをビジネス、行政などの「新しい価値観と活動モデル」ととらえ、日本型のUDの創造と提言に向けたシンポジウムと協賛企業による個別セッション、展示会を開催するため、2002年9月24日の日本経済新聞で協賛および出展企業を募集した。
・費用は協賛=1500万円、一般展示=100万円(消費税別)。
・申し込み締め切りは10月31(木)。
・共催はUD推進委員会、特別協賛はオムロン、後援は経済産業省、国土交通省の予定。
・問い合わせは日経UDビジネスフォーラム事務局(03・5255・2777)まで。
■参考資料
「日経UDビジネスフォーラム――協賛・出展社募集、来年2月東京で」『日本経済新聞』2002年9月24日,朝刊,1面

ばねが付いたハサミ(便利メモ)(2002年9月22日)

■いつ?
2002年9月頃
■どこで?
全国
■誰が?
コクヨ株式会社
■何をした(する)?
UD採用のばね付きのハサミを発売した。
■なぜ?
手や指の力が弱い高齢者でも楽に切れるようにするため。
■どのように?
・長さ17センチ弱で刃渡り7センチ、刃はステンレス製の見た目は通常と変わらないはさみ。
・2つの刃の真ん中にあるポッチを押し上げると「ふつう」の表示がでて、通常の開閉。もう一段階押すと「ばね」の表示になる。開くときにばねの力が働く分、指にかかる負担は軽くなるという。
・ハサミを使わないときは「とまる」にしておくと、ロックされて開くことはない。
・ハサミが小さいので文字の表示も小さいが、それぞれ色分けをすることで見やすいように配慮したという。
・価格は900円。問い合わせはコクヨ株式会社(0120・201594)まで。
■参考資料
「ばねが付いたハサミ(便利メモ)」『日本経済新聞』2002年9月22日,朝刊,27面

ユニバーサルデザイン、統一ブランド、高齢者らにも使いやすく(2002年9月10日)

■いつ?
2003年春
■どこで?
記載なし。
■誰が?
トライポッド・デザイン株式会社
■何をした(する)?
UD統一ブランド「アダプティック」を立ち上げる。
■なぜ?
高齢者や障害者も使いやすいよう工夫をしたUDの製品開発と販売で異業種企業が連携し、製品を売り込んでいくため。
■どのように?
・約10社が自動車、住宅、家具、日用品など幅広い商品を統一ブランドとして売り込んでいく。
・自動車では、大日本インキ化学工業の子会社、ディックプラスチック(東京・千代田)がトヨタ自動車のカローラ系3車種をベースにした改造車を発売する。車体をプラスチック製防護パネルで覆い、車椅子などで傷がついても数千円で交換できる。価格は車両価格プラス約60万円。
・かばんメーカーのエース(大阪市)は、旅行かばん約30種類を発売する。中心が空洞になったナイロン糸を使い重量を2割軽減した。価格は1万8000円~4万5000円。
・シチズン時計の子会社、シチズンCBM(東京・中野)は文字を大きく目立たせた腕時計2種を投入する。価格は1万円~2万円の見込み。
■参考資料
「ユニバーサルデザイン、統一ブランド、高齢者らにも使いやすく」『日本経済新聞』2002年9月10日,朝刊,1面

聴覚障害者に使える家電を――音の案内、光や振動にかえて...、メーカー交えて勉強会(2002年7月14日)




■いつ?
2002年7月31日 午後1時~
■どこで?
東京都生協連会館(東京都中野区)
■誰が?
中園秀喜さん(会社役員)、松森果林さん(フリーライター)、石田裕之さん(会社員)ら聴覚障害の人たち
■何をした(する)?
聴覚障害者にやさしい製品を考える勉強会を開いた。
■なぜ?
家電製品における聴覚障害者向けのバリアフリー対応が遅れているという実態から。
■どのように?
・勉強会には家電メーカーや経済産業省の担当者らも参加し、障害者や耳の遠くなったお年寄りらに使いやすい製品づくりを話し合う。

・メーカーでつくる家電製品協会(東京)は「ユニバーサルデザイン配慮家電製品リスト」を毎年作成しているが、視覚障害者や身体障害者、高齢者に配慮した製品が大半であるという。

・洗濯機や炊飯器では、作業の節目をチャイムや音で知らせてくれるタイプが多いが、聴覚障害者には聞こえない。掃除機はコンセントが外れても気づかない。ファックスを使う場合、「番号が変わりました」「この番号は使われていません」といったNTTの音声案内がそのまま流れるだけでは、何で送信できないのかがわからない。

・勉強会では、聴覚障害者から集めた不便さの実例も紹介し、「光や振動で合図して」「音声ガイドをディスプレイ表示に」などの改善策を提案する。経済産業省や家電製品協会の担当者が講演を行う。

・障害者向けの機器開発の委託や助成を行っている経産省の医療・福祉機器産業室は「これまでの障害者から直接話を聞く機会が少なく、ニーズを必ずしも把握せず先入観で開発している部分があった。話を聞いて勉強したい。」と話している。


■参考資料

「聴覚障害者に使える家電を――音の案内、光や振動にかえて...、メーカー交えて勉強会」『日本経済新聞』2002年7月14日,朝刊,39面

手元でサドル位置調節――ブリヂストンサイクル(ニューフェース)(2002年7月11日)

■いつ?
2002年7月15日
■どこで?
全国
■誰が?
ブリヂストンサイクル株式会社
■何をした(する)?
サドル位置を手元レバーで変更できる電動アシスト自転車「アシスタラクラク」を発売する。
■なぜ?
年齢や身体条件に関係なく誰にでも使いやすい自転車にするため。
■どのように?
・手元でレバーの操作をするだけでガス圧によりサドル位置を最大10センチメートル上げることができる。乗車したままの状態でサドルの高さを最適に調整可能。
・深いU字型フレーム採用により足でまたぐ位置が低くなった。
・電動アシスト状態で平たんな道なら最大40キロメートル走行できる。
・価格は充電器込みで8万9800円~9万9800円。問い合わせはブリヂストンサイクル株式会社(0120・721911)まで。
■参考資料
「手元でサドル位置調節――ブリヂストンサイクル(ニューフェース)」『日本経済新聞』2002年7月11日,朝刊,31面

改装・改修の最新技術、一堂に、他(見どころ聞きどころ)(2002年6月24日)




■いつ?
2002年6月26日~28日
■どこで?
東京ビッグサイト(東京都江東区)
■誰が?
住宅・建築の改装や改修に関連するメーカーなど約134社・団体
■何をした(する)?
環境・安全・UDをテーマにした「第8回建築リフォーム&リニューアル展」を開催した。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・集まった約134社・団体のそれぞれの最新技術を紹介する。

・企業のほか、鈴木エドワード氏ら有名建築家による特別展示も行う。

・会期中にはマンション改修をテーマとした寸劇・セミナーなどのイベントもある。

・入場料は大人1000円、学生500円。

・問い合わせは第8回建築リフォーム&リニューアル展事務局(03・3228・340)まで。


■参考資料

「改装・改修の最新技術、一堂に、他(見どころ聞きどころ)」『日本経済新聞』2002年6月24日,朝刊,5面

NIKKEINET、検索機能を集約、使いやすさ向上(2002年5月2日)




■いつ?
2002年5月7日
■どこで?
インターネット情報サービスの「NIKKEI NET」(http://www.nikkei.co.jp/)
■誰が?
株式会社日本経済新聞社
■何をした(する)?
インターネット情報サービス「NIKKEI NET」を全面刷新する。
■なぜ?
使いやすさを大幅に向上させるため。
■どのように?
・日経グループの国際表記に合わせてロゴを変更するほか、企業、人事、株価などの検索機能を集約。

・2002年5月のリニューアルで、国際基準のUDを本格的に採用し、目に障害を持つ人にも優しい色調にした。

・最新情報を増やし、仕事や生活に役立つ専門サイトも拡充するほか、24時間のニュースを写真でたどるページも新設する。

・NIKKEI NETは1996年4月にサービス開始し、2002年5月2日現在、平日平均のページビューが800万に達する国内最大級のニュースサイトになっているという。


■参考資料

「NIKKEINET、検索機能を集約、使いやすさ向上」『日本経済新聞』2002年5月2日,朝刊,10面

文字板が見やすい時計――シチズン時計(ニューフェース)(2002年5月1日)




■いつ?
2002年5月8日
■どこで?
全国
■誰が?
シチズン時計株式会社
■何をした(する)?
UDモデルの男女向け腕時計「アテッサ エコ・ドライブ」シリーズとして追加発売。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・「アテッサ エコ・ドライブ」シリーズは、シチズン時計の光発電機能を搭載した新機種の「UDモデル」として発売された。

・文字盤の表示を大きく、見やすくしたのが特徴で、黒い文字盤に白い文字の数字を描いたり、秒針の先を赤く縁取ったりして視認性を高めた。

・2100年まで日付の修正が要らない「パーペチュアルカレンダー」機能も備えている。

・価格は3万8000円。問い合わせはシチズン時計株式会社(0120・784807)まで。


■参考資料

「文字板が見やすい時計――シチズン時計(ニューフェース)」『日本経済新聞』2002年5月1日,朝刊,27面

サドル上げ下げ乗ったままで――ブリヂストンサイクル(ニューフェース)(2002年4月12日)




■いつ?
2002年5月1日
■どこで?
全国
■誰が?
ブリヂストンサイクル株式会社
■何をした(する)?
UDを採用した新型自転車「ラクラク」を発売する。
■なぜ?
年齢や身体条件にかかわらず、誰もが使いやすいようにするため。
■どのように?
・ハンドルの手元に付けたレバーを押すと、ガス圧式バネの力でサドルが上がる。乗ったままの状態で、ペダルをこぎやすい位置まで高さを調整できる。上下10センチメートルの調整が可能だという。

・前後輪を結ぶフレームは思い切った低床型。乗るときに足が引っかかりにくく、誰もが使いやすいデザインにし、高齢者や子供を持つ女性などの利用を見込んだ。

・標準タイプのほか、大型のかごやチャイルドシートを搭載したタイプも用意した。

・価格は3万9800円~5万4800円。問い合わせはブリジストンサイクル株式会社(0120・721911)まで。


■参考資料

「サドル上げ下げ乗ったままで――ブリヂストンサイクル(ニューフェース)」『日本経済新聞』2002年4月12日,朝刊,35面

決算予想(5月中間決算)イトーキ、価格競争で減収へ(2002年4月9日)




■いつ?
2002年4月9日
■どこで?
記載なし。
■誰が?
株式会社イトーキ
■何をした(する)?
UDや環境に対応した製品の開発力を強化することを公表した。
■なぜ?
主力の事務家具事業が企業のオフィス投資抑制や価格競争の激化で低調のため。
■どのように?
・ビデオ会議システム、液晶プロジェクターなどの視聴覚設備機器の伸びに期待するが、連結売上高は2001年5月中間決算に比べ微減。

・人件費や物流が膨らみ同じく連結経常も減益した。

・2002年4月9日の日本経済新聞の記事によると、株式会社イトーキでは2002年5月以降、企業の再編や市町村の合併などをにらみ積極的な営業を図るという。


■参考資料

「決算予想(5月中間決算)イトーキ、価格競争で減収へ」『日本経済新聞』2002年4月9日,朝刊,24面

内田洋行、教育向け機器もUD対応(2002年4月5日)




■いつ?
2002年4月頃
■どこで?
全国
■誰が?
株式会社内田洋行
■何をした(する)?
学校教育機器や備品など300種類をUD製品にして販売を開始した。
■なぜ?
休日などに学校を開放した場合でも高齢者など地域住民も使いやすいようにするため。
■どのように?
・UD研究科の鴨志田厚子氏の監修を受け、同社独自の基準を策定して商品にしたもので、学校教育向けでのUD対応製品は珍しい。

・対象となる備品はランチテーブルや跳び箱など。

・2002年4月5日の日本経済新聞の記事によると、株式会社内田洋行は2002年以降、自社の情報機器製品などへもUDを採用するという。


■参考資料

「内田洋行、教育向け機器もUD対応」『日本経済新聞』2002年4月5日,朝刊,15面

茨城・笠間焼、不況でも元気――若者呼び込み、個性を競う(新地域産業)(2002年3月11日)




■いつ?
2002年3月5日
■どこで?
茨城県リハビリテーションセンター(友部町)
■誰が?
茨城県工業技術センター窯業指導所(笹間市)の「笠間焼商品開発研究会」
■何をした(する)?
笹間焼のUD食器の使い勝手を試す試食会を行った。
■なぜ?
身障者や高齢者など誰でも使いやすいUD食器を考案するため。
■どのように?
・「笠間焼商品開発研究会」は、2001年6月に茨城県工業技術センター窯業指導所が事務局となり発足した。2001年3月当時、メンバーは医療関係を含めて24人だったという。

・試食会では、表面に櫛目をつけて滑りにくくした茶碗、手前が低くすくいやすいスープ碗、取っ手に4本の指が入り持ちやすくしたカップなどが並んだ。

・土の性質などから大量生産に向かず、笠間焼から技法が伝わった益子焼より知名度や規模は劣るが、個々の注文にきめ細かく対応できるという利点もある。茨城県工業技術センター窯業指導所の尾形尚子さんは「笠間焼は大量生産型でないので、個々の注文にきめ細かく応えて制作できる。お客は個性にあった食器を使える」と語る。


■参考資料

「 茨城・笠間焼、不況でも元気――若者呼び込み、個性を競う(新地域産業)」『日本経済新聞』2002年3月11日,朝刊,16面

街づくり・流通ルネサンス、JAPANSHOPなど開幕(2002年3月5日)

■いつ?
2002年3月5日~8日
■どこで?
東京国際展示場「東京ビックサイト」(東京都江東区)
■誰が?
株式会社日本経済新聞社,財団法人店舗システム協会(主催)
■何をした(する)?
第31回店舗総合見本市「JAPAN SHOP2002」など4展を開催する。
■なぜ?
デフレが進行する苦しい環境の中で、UDやネット社会における店舗づくりなど、時代に対応した店づくりを提案するため。
■どのように?
・「街づくり・流通・ルネサンス」の総称のもと、「JAPAN SHOP」「建築・建材店」「RETAILTECH JAPAN」「SECURITY SHOW」のほか、特別企画として「IC CARD WORLD」、6日からは「フランチャイズ・ショー&ビジネス・エキスポ」も加わり、合計6つのイベントが同時開催となる。
・出展社数は全体で901社。
・8日までの期間中、約17万人の入場者を見込んでいる。
■参考資料
「街づくり・流通ルネサンス、JAPANSHOPなど開幕」『日本経済新聞』2002年3月5日,夕 刊,1面

都道府県・政令市、本社調査――バリアフリー義務化へ、整備状況に地域差(2002年3月4日)




■いつ?
1999年
■どこで?
静岡県内
■誰が?
静岡県
■何をした(する)?
「ユニバーサルデザイン室」を設置し、UDを取り入れた環境づくりを始めた。
■なぜ?
「全ての人にやさしい生活環境づくり」を目指すため。
■どのように?
・サッカーワールドカップ(W杯)の会場となる小笠山総合運動公園と最寄の駅のJR駅を結ぶルートをスロープ化した。

・急勾配では階段、傾斜式の動く歩道、車椅子でも利用できるモノレール型のゴンドラを設置し選択肢を広げた。

・「これまでのバリアフリーはバリア(障害)を除くデザイン。今後は障害者、高齢者、子供、妊婦、外国人など全ての人に配慮し、最初からバリアをつくらない街づくりが必要。」と静岡県では考えている。


■参考資料

「都道府県・政令市、本社調査――バリアフリー義務化へ、整備状況に地域差」『日本経済新聞』2002年3月4日,朝刊,31面

楽々使えるペン色々――ぺんてる・太い移動グリップ、ゼブラ・遠赤外線を活用(2002年2月8日)




■いつ?
2002年2月末,3月末
■どこで?
全国
■誰が?
ぺんてる株式会社(東京都中央区)、ゼブラ株式会社(東京都新宿区)、株式会社サクラクレパス(大阪府大阪市)
■何をした(する)?
各社とも、UDの発想を取り入れた「長時間使っても疲れにくい」ことを強調した新型のペンを発売する。
■なぜ?
万人に使いやすくし、需要を掘り起こすため。
■どのように?
【ぺんてる株式会社】
・2月末人間工学を基に考案したという「エルゴノミックス」を発売する。本体中央部に手の大きさに合わせて上下に18ミリ動かせる太いグリップをつけたのが特徴だという。

・通常のペンは親指、人差し指、中指で支えるのに対し「エルゴノミックス」は太くした部分が親指と人差し指の間に収まり、4ヶ所目の支点ができる。このため、少ない力でもしっかり支えられ、手への負担を軽減するという。

・油性ボールペン、水性ゲルインキボールペン、シャープペンシルの3種類、本体の色は黒、青、緑など6色。価格はいずれも500円。

【ゼブラ株式会社】

・遠赤外線などを発する鉱物のトルマリンをグリップのゴムに配合した「サーモアルファ」を2002年2月8日に発売する。油性ボールペンとシャープペンシルがあり、価格はともに300円。初年度に合わせて300万本の販売を目標にする。

【株式会社サクラクレパス】

・3月末に「太め」と「三角形」との組み合わせで持ちやすくした「ジーマックス」を発売する。

・太さは最大1.5センチと従来の製品より4割はど大きく、手になじみやすい。形状は三角柱に近く、指の一本一本に当たる面が広くなり楽に支えられるという。

・油性ボールペンとシャープペンシルを用意し、価格はともに300円。シャープペンシルには取り換え可能な長さ3.8センチの大型消しゴムもつけた。


■参考資料

「楽々使えるペン色々――ぺんてる・太い移動グリップ、ゼブラ・遠赤外線を活用」『日本経済新聞』2002年2月8日,朝刊,31面

「立杭焼」兵庫・篠山の陶工ら、人の優しい食器づくり――福祉施設が注目(2001年12月21日)


■いつ?
2001年6月
■どこで?
兵庫県篠山市今田町
■誰が?
今田町の16人の陶工
■何をした(する)?
「UD食器開発研究委員会」を結成し、UD食器の製作に取り組んでいる。
■なぜ?
お年寄りらの利用を念頭に新しい食器作りに取り組んできたから。
■どのように?
・これまでにストローが差せる湯飲みや、料理をすくいやすいよう縁を高くした皿など試作品約50点を考案。東京、大阪などで試験販売したところ、福祉関係者らの好評を得た。

・各地の展示会で評判となり、個人や老人福祉施設などから注文が来るようになった。

・販売は今のところ各窯元の売り場や、今田町内の観光物産センターでの即売が中心。将来的にはインターネットによる通信販売も検討している。

・2001年12月21日の日本経済新聞の記事には、UDに関して「年齢や性別、障害の有無などに関係なく、だれもが使いやすい商品やサービスの提供を目指す考え方。工業製品の分野では急速に広まっているが、陶磁器の意匠に採り入れる動きは全国でも珍しいという。」と記載があった。

「日経UD2002」発売(2001年11月26日)

■いつ?
2001年11月13日
■どこで?
全国
■誰が?
日経事業出版社
■何をした(する)?
『日経UD2002年版』を発行。
■なぜ?
日本発のUDのビジネス情報誌として。
■どのように?
・誰にでも使いやすいUDの商品の開発やサービス提供を行っている企業を20数社、紹介している。
・商品開発、CS推進、消費者対応、広報、販売各部門のビジネスパーソンやUDを知りたい消費者に必読の書。
・A4判変形、152ページ、本体価格1400円(消費税別)。
■参考資料
「「日経UD2002」発売」『日本経済新聞』2001年11月26日,夕刊,2面

小説、泥流地帯――強じんな老開拓者の精神(描かれたエルダー)(2001年10月21日)




■いつ?
2001年10月21日
■どこで?
日本経済新聞 朝刊 27面
■誰が?
記載なし。
■何をした(する)?
小説『泥流地帯』(三浦綾子・著 新潮文庫)の紹介の中に、UDに関連する出来事が紹介されていた。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・この記事を作成した人物が、1999年に東京の大企業を辞め、高齢者・身障者のために日本初の本格的なユニバーサルデザインホテルを北海道・摩周湖近くに建てた人物に創業の苦労を聞いた。

・ホテルの創業者の話によると、現地(北海道)でUDホテルの創業を理解し、骨折ってくれたのは三浦綾子氏の小説『泥流地帯』にでてくる「じっちゃん」こと石村市三郎のような老開拓農民だったという。

・小説『泥流地帯』(三浦綾子・著 新潮文庫)旧約聖書『ヨブ記』に題材を得た作品。悪が栄え貧しく正しい者が虐げられる現世を非情に描く。


■参考資料

「小説、泥流地帯――強じんな老開拓者の精神(描かれたエルダー)」『日本経済新聞』2001年10月21日,朝刊,27面

「日経UD」発刊、ユニバーサルデザインで新市場を拓く(2001年10月18日)

■いつ?
2001年11月13日
■どこで?
全国
■誰が?
日経事業出版社
■何をした(する)?
企業のUDへの最先端の取り組みを紹介する「日経UD」を発刊する。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・2001年10月18日の日本経済新聞の記事にはUDに関して、「UDとは『年齢や性別、障害の有無にかかわらず、できるだけ多くの人が使いやすい商品、サービス、住居、施設の提供をめざす』という考え方です。」という記述があった。
・『日経UD』では、産業界や自治体の指針となるUD商品・サービス開発の先端的なケーススタディを取り上げる。
・A4版変形で本体価格1400円(消費税、送料別)、直販。
・問い合わせ・申し込みは、日経事業出版社(TEL03・5256・4982 FAX03・5256・6925、http://www.nikkei-js.co.jp/2002ud/ 、〒101-0048東京都千代田区神田司町2-8-4)まで。
■参考資料
「「日経UD」発刊、ユニバーサルデザインで新市場を拓く」『日本経済新聞』2001年10月18日,朝刊,38面

ユニバーサルデザイン商品の市場規模――人に優しい商品輪広がる(DATAアイ)(2001年10月12日)




■いつ?
2001年10月頃
■どこで?
記載なし。
■誰が?
経済産業省の外郭団体、共用品推進機構
■何をした(する)?
1999年度のUD商品の市場規模を1兆8548億円と概算した。
■なぜ?
高齢化が進んでいるため。
■どのように?
・1999年度の市場規模は、1995年度の3.8倍に膨らんだ。市場規模は96年度に1兆円を突破し、その後も年平均20%強の勢いで伸びている。

・UD商品は片手で開閉できる容器、大きな文字入り腕時計など多様で、1999年には腰を掛けて出入りできる浴槽、側面に出し入れをつけた洗濯機など住宅設備や家電の分野で商品が大幅に増えた。

・メーカー70社のUD製品への参入理由は、24社が「マーケット拡大」、17社が「社会貢献活動の一環」、12社が「顧客からのクレームや要望への対応」という結果だった。

・2001年10月12日の日本経済新聞の記事によると、高齢化に伴って市場は2001年以降も成長する見通しで、共用品推進機構は2025年度には約16兆円のマーケットが形成されるとみている。

・2001年10月21日の日本経済新聞の記事ではUDは、「高齢者や身体障害者が無理なく使いこなせるだけでなく、健常者にとっても便利――。」と表現されていた。


■参考資料

「ユニバーサルデザイン商品の市場規模――人に優しい商品輪広がる(DATAアイ)」『日本経済新聞』2001年10月12日,夕刊,5面

井崎孝映さん――民間の女性起業家支援プログラムで大賞を受賞(スポットライト)(2001年10月12日)




■いつ?
2001年10月頃
■どこで?
記載なし。
■誰が?
井崎考映(ゆきえ)氏
■何をした(する)?
トリンプ・インターナショナル・ジャパン(東京・大田)が企画した「女性起業家支援プログラム」に応募し、大賞を受賞した。
■なぜ?
「多くの高齢者や障害者に服を着ることの楽しさを伝えたい」という思いを実現するため。
■どのように?
・213人の応募者の中から井崎氏は大賞に選ばれ、賞金1000万円を獲得した。

・女優業の傍らアパレル会社のバイヤーの仕事を始めた。その後、滞在先の香港から帰国し、デザイナーへの転職を目指した。父の勧めで始めたボランティア活動で脳性マヒの男性からワイシャツ作りを頼まれ、そこでUDと出会い、障害者や高齢者の着る服に興味を持ったという。以来7年間、ボランティアや講演会の場で障害者や高齢者に普段着る服の不自由な点をなどを尋ねた。

・2000年、個人ブランド「ブーランプラウ」を設立。日本各地で開催したファッションショーで障害者をモデルに起用し注目された。

・店を構えることを目標に据えた矢先、トリンプの起業家支援プログラムを知り、応募したとのこと。賞金はUDの洋服を扱う店の開業資金に充てる予定だという。

・店舗探しはこれからで、「販売や縫製スタッフに障害者らを雇用したい。」と伊崎氏は語る。


■参考資料

「井崎孝映さん――民間の女性起業家支援プログラムで大賞を受賞(スポットライト)」『日本経済新聞』2001年10月12日,夕刊,15面

「日経UDマネジメントセミナー」受講者を募集(2001年9月13日)




■いつ?
2001年10月17日水曜日午後1時半~5時半。
■どこで?
日経ホール(東京・大手町)
■誰が?
株式会社日本経済新聞社、UDフォーラム(共催)
■何をした(する)?
「顧客満足を勝ち取る経営課題としてのUD」をテーマに企業経営とUDに関するセミナーを開催する。
■なぜ?
・記載なし。
■どのように?
・プログラムは、基調講演「経営原点としてのUD」黒須正明氏(メディア教育開発センター教授)、特別講演「企業価値向上のためのUD」立石信雄氏(オムロン株式会社会長)の講演、コクヨ株式会社、シチズン時計株式会社、松下電器産業株式会社のパネル討論など。
・受講料は1万円(税込み、事前申し込み制)で、申し込みは2001年10月5日までにhttp://universal-design.gr.jp/foru m/まで。
・問い合わせはUDマネジメントセミナー(03・5148・3611)まで。


■参考資料

「「日経UDマネジメントセミナー」受講者を募集」『日本経済新聞』2001年9月13日,朝刊,13面

ユニバーサルデザイン商品、使いやすくてヒット――進む高齢化、市場急拡大(2001年8月25日)

■いつ?
2000年末
■どこで?
全国
■誰が?
文具各社,住宅関連メーカー
■何をした(する)?
UD文具の開発,UD住宅商品の定番化、シリーズ化を進める。
■なぜ?
多様な使い手に柔軟に対応した商品開発・改良が本格化してきたため。
■どのように?
・文具業界ではコクヨがいち早くUD商品のシリーズ化に乗り出したという。レバーをテコにして従来の半分の力で紙をとじることができるホチキス「ステープラー」(希望小売価格700円)や、指が痛まないよう配慮した書類とじ「レバーファイルEZ」(360円)が2001年当時、早くも売れ筋になっている。
・日用品や玩具でも、注ぎ口を左右につけて聞き手がどちらでも注ぎやすい「アルミミルクパン」(良品計画、1200円)やカードの4隅に数字を入れ、左利きの人でも不自由しない「トランプ」(ニチュー、600円)などが店頭に並びだした。
・住宅関連メーカーは高齢者・障害者目向けの特別仕様製品を定番シリーズ化し始めている。TOTOは新ブランド「楽&楽計画」を立ち上げ、車椅子でも簡単に開けられる引き戸など13品目を投入した。
・トステムもテコの原理を働かせ、サッシ障子の開け閉めにに要する力を従来の半分で済むようにした「アシスト把手付きサッシ」(5万6300円)を商品化。
・2001年8月25日の日本経済新聞の記事には、「財団法人共用品推進機構によると、UD商品の1999年度の市場規模(国内出荷額)は1兆8548億円。前年度比26%と大幅に伸びた。経済産業省が主催するUD懇親会では高齢化が進むなか2025年度には少なくとも16兆円規模になると予測している。」という記載があった。
■参考資料
「ユニバーサルデザイン商品、使いやすくてヒット――進む高齢化、市場急拡大」『日本経済新聞』2001年8月25日,夕刊,1面

目利き骨董商のお宝、元気が出る沖縄の食と工芸品、他(見どころ聴きどころ)(2001年7月28日)

■いつ?
2001年7月31日まで
■どこで?
上野松坂屋(東京都台東区)
■誰が?
株式会社松坂屋
■何をした(する)?
「創業390年記念 DESIGN FOR ALL ユニバーサルデザイン商品フェア」を開催。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・高齢者をはじめ、誰もが安全に使えるユニバーサルデザイン商品を豊富に集めた。
・問い合わせは(03・3832・1111)まで。
■参考資料
「目利き骨董商のお宝、元気が出る沖縄の食と工芸品、他(見どころ聴きどころ)」『日本経済新聞』2001年7月28日,夕刊,6面

第4部担い手たち(8)熊本県知事潮谷義子氏(分権暮らしを変える)(2001年5月28日)

■いつ?
2001年5月頃
■どこで?
熊本県
■誰が?
潮谷義子前熊本県知事
■何をした(する)?
UD推進に積極的に取り組む制度を目指す。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・前熊本県知事・潮谷義子氏とNPO事業サポートセンターの常務理事・田中尚輝氏に官民が協同する条件を聞いた。
・熊本県は21世紀最初の総合計画のタイトルを「パートナーシップ21」とした。県と県民、市町村、企業、大学などが能力、特質を出し、協力連携して地域づくりすることが重要だと考えている。
・2001年4月1日付で「パートナーシップ企画室」を設置し、高齢者や障害者など誰でも使いやすいUDの推進や産官学連携による共同技術研究などに積極的に取り組む制度、手法を掘り下げ、政策までたどり着けばと考えている。
■参考資料
「第4部担い手たち(8)熊本県知事潮谷義子氏(分権暮らしを変える)」『日本経済新聞』2001年5月28日,朝刊,30面

日経バリアフリーガイドブック2001年版(ライブラリー)(2001年4月22日)

■いつ?
2001年4月頃
■どこで?
全国
■誰が?
日経事業出版社
■何をした(する)?
「日経バリアフリーガイドブック2001年版」を発刊。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・バリアフリーとUDの最新情報を満載したガイド本。「出かける」をテーマにした体験型の巻頭特集などが組まれている。
・2000年末開業でバリアフリー精神が息づく都営地下鉄大江戸線や、新しいテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどをルポしている。
・住宅や福祉機器など7つの分野で「誰もが快適に暮らす」観点から、もの選びのポイントも解説。
・商品コンテストの応募作品から優秀賞など10点を紹介し、UDの今を多角的に掘り下げていて参考になる。
・価格は930円。
■参考資料
「日経バリアフリーガイドブック2001年版(ライブラリー)」『日本経済新聞』2001年4月22日,朝刊,29面

DINKS向け冷蔵庫――日立製作所(ニューフェース)(2001年3月16日)

■いつ?
2001年5月25日
■どこで?
全国
■誰が?
株式会社日立製作所
■何をした(する)?
UD採用の2人世帯向け冷蔵庫「ソルフェージュ」を発売する。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・「ソルフェージュ」は、20-30歳代の共働き夫婦で子供のいない「DINKS」を想定して設計された冷蔵庫。
・グリーン、イエロー、ブルーなど全6色から好きな色を選べ、家具など内装とのバランスが取りやすい。
・マンションでの設置に適した幅59センチ、奥行き61.5センチ、内容量355リットルのサイズに抑え、パーティーを頻繁に開くDINKSの生活形態にあわせて自動製氷機を備えた。
・小型冷蔵庫を高齢者が購入するケースも考え、身長応じて棚の高さを変えられるほか、半ドアの状態を音と光で知らせる機能をつけるなどのUDを採用した。
■参考資料
「DINKS向け冷蔵庫――日立製作所(ニューフェース)」『日本経済新聞』2001年3月16日,朝刊,35面

障害者向けに安心トイレ、公共施設で設置広がる(夕刊トレンドバリアフリー)(2001年2月2日)

■いつ?
2001年2月頃
■どこで?
全国
■誰が?
エムズジャパン株式会社
■何をした(する)?
UDトイレの開発・販売をしている。
■なぜ?
「安心して利用できるトイレがない」と、外出に二の足を踏む障害者が多いから。
■どのように?
・オスメイト向けトイレの導入は、1998年の千葉県習志野市を皮切りに全国の自治体に広がっており、金沢市も昨年から公共施設に順次、設置する計画を進めている。
・エムズジャパン株式会社には、自治体を中心に「身体障害者のトイレのカタログを送ってほしい」などの依頼や問い合わせが急増。2000年は、1999年の3倍の約300件に上ったという。
・障害者に優しいトイレとして、広く知られているのが「札幌式トイレ」。小学生の3男が交通事故で車椅子生活になったのを機に、札幌市の男性建築家が13年前に考案。便座と足元の天板を平らに組み合わせたり、可動式手すりを付けるなど随所に工夫をこらし「横向き、うつぶせなど、どんな姿勢でも楽に利用できる」との高い評価を得ているという。
■参考資料
「障害者向けに安心トイレ、公共施設で設置広がる(夕刊トレンドバリアフリー)」『日本経済新聞』2001年2月2日,夕刊,16面

倉敷のアパレル各社、統一ブランド設立――高齢者も着やすい衣料(2001年1月24日)

■いつ?
2001年1月頃
■どこで?
岡山県倉敷市
■誰が?
倉敷ファッションセンター株式会社
■何をした(する)?
UD衣料品の統一ブランド「K・F・U・W」(倉敷ファッション ユニバーサル ウェアの頭文字)を立ち上げた。
■なぜ?
体の不自由な人や高齢者にも着やすい衣料品を開発するため。
■どのように?
・2001年当時、大手アパレルメーカーはUDを使った新ブランドを開発していたが、繊維産地が打ち出すのは初めてだった。2年以内にメーカー直販などを始める予定だという。
・倉敷市、通商産業省(現・経済産業省)や現地企業などが共同出資する第3セクター、倉敷ファッションセンター株式会社(岡山県倉敷市、河合正照社長)が主体となって開発した。明石被服興業など倉敷のユニホームメーカー4社のほか、帝人、クラレ、東レ、日清紡など繊維6社が素材提供で協力した。
・「倉敷ファッションセンター」が出したUD衣料品は、合計約30点あり、予定価格は上着のわきの部分にファスナーを取り付け着脱を楽にした介護用衣料が上下で2万円、カジュアル衣料が同2万4000円~2万8000円、トラベルジャケットが2万~2万5000円など。
・対象は50歳以上の男女を想定したという。
■参考資料
「倉敷のアパレル各社、統一ブランド設立――高齢者も着やすい衣料」『日本経済新聞』2001年1月24日,朝刊,31面

履きやすいおしゃれ靴(便利メモ)(2001年1月7日)

■いつ?
2001年1月頃
■どこで?
全国
■誰が?
株式会社ニチマン
■何をした(する)?
履きやすく、デザインの整ったリハビリシューズを販売した。
■なぜ?
従来のリハビリシューズはオシャレとは言えないデザインのものが多く、「これで、結婚式に履いていける靴があればなぁ」と、悩みを聞くことが多かったから。
■どのように?
・ビジネスシューズのようなデザインで、甲の高さを調節する面ファスナーは目立たない。フォーマルな席でも十分通用するだろう。
・幅広に作っているが中で足がずれにくい足型、つまずきにくく滑りにくい靴底など、しっかり歩くための機能が盛り込まれている。
・足の具合が悪い人だけではなく、誰もが利用できるよう配慮された靴として、UDの考え方で設計されたと考えられる。
■参考資料
■参考資料
「[ユニバーサル社会]人に優しいデザイン みんなで体験しよう」『日本経済新聞』2001年1月17日,朝刊,27面

あしたを紡ぐ(8)なくそう心のバリア――共生の道日常の中に(2001年1月7日)

■いつ?
1989年~
■どこで?
東京都内
■誰が?
今福義明氏(障害者団体「アクセス東京」代表)
■何をした(する)?
東京都内の駅のアクセス度調査をしている。
■なぜ?
JRや私鉄を乗り継ぎ、使い勝手などをチェックし、その情報を仲間に伝えるため。
■どのように?
・駅に段差解消に向けた取り組みは1980年代から本格化。2000年11月に交通バリアフリー法が施行され弾みがついた。
・国土交通省によると、1日の乗降客数が5000人以上で高低差が5メートル以上ある駅のエレベーター設置率は2000年3月時点で38%、エスカレーターは62%だという。法律はこうした駅での2010年までの段差完全解消などを目指す。
・身体障害者の場合、車椅子でエスカレーターを利用するときには逐一駅員に連絡する必要がある。その手間と時間。さらに、視線が集まる中での移動の気まずさも大きい。
・ハードの整備。そして町での日常的に障害を持った人たちと接する機会があれば周囲の理解は深まると考えられる。
・2001年1月7日の日本経済新聞の記事の中には、UDに関して「最近は障害の有無にかかわらず使い勝手がよいUDという概念が登場、住宅や商品開発などさまざまな分野で生かされている」という記述があった。
■参考資料
「あしたを紡ぐ(8)なくそう心のバリア――共生の道日常の中に」『日本経済新聞』2001年1月7日,朝刊,35面

ユニバーサルデザイン、文具シリーズ化、コクヨ、従来並み価格で――弱い力でOK。(2000年12月26日)

■いつ?
2000年12月末
■どこで?
全国
■誰が?
コクヨ株式会社
■何をした(する)?
UDを取り入れた文具シリーズ全19品を発売する。
■なぜ?
高齢者や障害者の使い勝手も考慮するため。
■どのように?
・従来品よりも少ない力で紙をとじられるステープラーや、左利きの人でも使いやすいカッターナイフなど全19品目を発売。価格は大半の商品で同社従来品と同等に抑えた。
・2000年12月26日の日本経済新聞の記事では、UDは「高齢者や障害者はもちろん、一般の人の使いやすさも追求する設計思想。」と表現されていた。
・文具業界UDを取り入れた商品を本格展開するのは初めてだという。
・商品ごとに特徴を記したパンフレットを作製して認知度を高めるとともに、独自に定めたUDを示すマークを商品に添えるという。
■参考資料
「ユニバーサルデザイン、文具シリーズ化、コクヨ、従来並み価格で――弱い力でOK。」『日本経済新聞』2000年12月26日,朝刊,17面

広がるユニバーサルデザイン人に優しく(4)ファッション多様に(終)(2000年12月16日)



■いつ?
2000年12月7日
■どこで?
東京国際展示場
■誰が?
日本ユニフォームセンター(NUC、東京都港区)
■何をした(する)?
UDの衣料品のショーを開催した。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・デザイナーズ・アンド・キャラクター(DC)ブランドの出身者など、11人のデザイナーが製作した70点のUDの衣料品のショーが開催された。

・モデルにはシドニー・パラリンピック男子車椅子バスケットボールの佐々木勝也選手や元ミス・インターナショナル準日本代表で現在車椅子生活を送るエッセイスト、鈴木ひとみ氏らが特別出演をして花を添えたという。

・作品に共通するのは、取り外し可能なポケットを衣服に付けたり、光反射素材を袖口につけるなど、機能性とデザイン性の両方を配慮した点だ。

・2000年12月7日に行われたショーは、1999年12月に次ぐ2回目のショー。通産省が1兆円超と試算する、UDの衣料品市場という新たなマーケットにデザイナーも熱い視線を注ぎ始めた。


■参考資料

「広がるユニバーサルデザイン人に優しく(4)ファッション多様に(終)」『日本経済新聞』2000年12月16日,夕刊,2面

広がるユニバーサルデザイン人に優しく(3)体形変化の科学――世代問わぬ美しさ。(2000年12月15日)




■いつ?
記載なし。
■どこで?
京都府京都市
■誰が?
株式会社ワコール 人間科学研究所
■何をした(する)?
200人の女性の10~40歳代の体形を25年間にわたって測定、データベースにした。
■なぜ?
加齢による女性の体形変化を科学的に把握し、世代を問わない美しさを追及するため。
■どのように?
・研究所は食生活、運動量などの要素を基に17種類の体形変化に類型化した。

・1964年の研究開始から蓄積してきた約3万人の横断データを下着販売に活用してきた。

・200人の縦断データ活用で生活診断や肌の手入れなど体全体のコンサルティングも可能になるという。

・体形変化のデータは人に優しい商品の開発につながり、UDを支えると考えられている。


■参考資料

「広がるユニバーサルデザイン人に優しく(3)体形変化の科学――世代問わぬ美しさ。」『日本経済新聞』2000年12月15日,夕刊,2面

広がるユニバーサルデザイン人に優しく(2)スーパー変身――試着室広々階段色分け。(2000年12月13日)

■いつ?
2000年11月中旬
■どこで?
イトーヨーカ堂木馬店(東京都江東区)
■誰が?
株式会社イトーヨーカ堂
■何をした(する)?
店舗全体の設計にUDを採用した全国初のスーパーをオープンした。
■なぜ?
「高齢者や障害者に使いやすい店舗は誰にでも使いやすい」と考えたから。
■どのように?
・2階の衣料品売り場に車椅子のまま入ることができる試着室を設置した。段差がなく、内部は通常の試着室の広さの2倍以上。腰を掛けて試着できるように片隅にベンチを設けた。
・階段は1段ごとに淡いピンクと淡い緑に色分けして、視覚障害者などにも段差が分かりやすいようにした。
・車椅子利用者向けトイレは男女兼用が多いが、1階に男女別のトイレを設けた。
■参考資料
「広がるユニバーサルデザイン人に優しく(2)スーパー変身――試着室広々階段色分け。」『日本経済新聞』2000年12月13日,夕刊,2面

広がるユニバーサルデザイン人に優しく(1)プールもっと身近に――アイデア水着。(2000年12月12日)

■いつ?
2000年12月頃
■どこで?
全国
■誰が?
ユニバーサルファッション協会(東京・中央区)
■何をした(する)?
ファスナー付き水着を開発、発売した。
■なぜ?
着脱が簡単な水着があれば、体が不自由な人や高齢者も水泳がもっと身近になるのでは、と考えたから。
■どのように?
・胸からへその部分に約40センチのファスナーがついており、体に密着して着にくい欠点を改めた。
・1着9800円のこの商品はユニバーサルファッション協会岐阜支部の通信販売だけで取り扱っているが、口コミで広がり販売枚数は2000年12月当時で1000枚を超えたという。
・水泳や水中歩行は、体への負担も少ないことから、高齢者や障害者の体力維持に最適。だが、着やすく、デザイン性に優れた水着が無かった。
・東レやアシックスなど大手メーカーも同種の水着を販売しており、売れ行きは好調だ。
■参考資料
「広がるユニバーサルデザイン人に優しく(1)プールもっと身近に――アイデア水着」『日経新聞』2000年12月12日,夕刊,1面

広がるユニバーサルデザイン、高齢者・障害者に配慮――マンション・駅使いやすく。(2000年11月18日)

■いつ?
2001年
■どこで?
神奈川県・千葉県・東京都
■誰が?
東急不動産株式会社・東日本旅客鉄道株式会社・株式会社イトーヨーカ堂
■何をした(する)?
【東急不動産株式会社】神奈川県内3ヵ所にUDを全面採用したマンションを建設する。 【東日本旅客鉄道株式会社】JR京葉線舞浜駅に「UDスクエア」を設ける方針。 【株式会社イトーヨーカ堂】UD対応店を積極展開する。
■なぜ?
高齢者、幼児、障害者らに配慮するため。
■どのように?
【東急不動産株式会社】
・2001年1月に着工する東急田園都市線・長津田駅周辺(横浜市緑区、計画戸数388戸)と中央林間(大和市、計画戸数350戸)、2001年3月着工の戸塚(横浜市戸塚区、計画戸数200戸)の各マンションにUDを採用するという。
・住居棟と共有スペースの壁を色分けし、幼児でも簡単に自分のいる場所を確認できるようにする考え。
・段差解消カウンターの設置や、階段の手すりの波型化も検証する。
・玄関もゆったり設計し高齢者や障害者が快適に利用できるスペースなどを設けるという。


【東日本旅客鉄道株式会社】
・2001年7月に舞浜駅に面積80平方メートルの待合室「UDスクエア」を設ける方針。
・待合室には、車いす利用者が使える高さの缶飲料自販機やクレジットカード「ビューカード」用の現金支払機を設置する予定。


【株式会社イトーヨーカ堂】
・2000年11月16日、基本設計にUDを盛り込んだ木場店(東京・江東区)を開業した。
・男女別の車いす対応のトイレを初めて設置したという。
・階段のステップの色を交互に変え、目の不自由な人が利用しやすいようにしたり、約150品目のUD商品販売コーナーも設けたりしている。
■参考資料
「広がるユニバーサルデザイン、高齢者・障害者に配慮――マンション・駅使いやすく。」『日本経済新聞』2000年11月18日,夕刊,1面

小田急百貨店新宿店、介護用品売り場、買いやすく改装。(2000年10月24日)

■いつ?
2000年10月28日
■どこで?
小田急百貨店新宿店(東京・新宿)本館8階
■誰が?
株式会社小田急百貨店
■何をした(する)?
介護用品や健康食品の専門売り場「健康プラザ」を改装オープンする。
■なぜ?
高齢者や体の不自由な人が買い物しやすいようにするため。
■どのように?
・車椅子の人と一緒に入れる試着室や、ホームヘルパーが健康や介護の相談に無料で応じるコーナーを新設する。


・「健康プラザ」は薬品や健康食品、介護用品など約1万4000品目をそろえた売り場。改装に伴ってルーペ付き爪切りなど、高齢者が簡単に使用できる生活用品を充実させた。


・高齢者や体が不自由な人が簡単に着脱できるUDの衣料品も従来の2倍に増やした。


・ジュースを簡単に取り出せるようにした自動販売機なども導入した。
■参考資料
「小田急百貨店新宿店、介護用品売り場、買いやすく改装。」『日本経済新聞』2000年10月24日,朝刊,17面

第2部・中部維新特集――未来切り開く2大事業、中部国際空港、環境・利用者に配慮。(2000年10月6日)

■いつ?
2000年10月頃
■どこで?
中部国際空港(愛知県常滑市沖)
■誰が?
中部国際空港株式会社
■何をした(する)?
空港の旅客ターミナルにUDを導入する。
■なぜ?
だれもが利用しやすいようにするため。
■どのように?
・駐車場や駅と出発・到着ロビーとの間を階段を使わずスロープで移動可能とするほか、目的地まで直線的に歩けるようにする。


・交通アクセスや宿泊、観光などの情報を提供する「マルチアクセスターミナル(MAT)」も設置する。


・愛知県が新空港の関連用地で進める「プロトンアイランズ基本構想」は、環境負担の少ない街づくりが狙いだ。燃料電池などの次世代エネルギーシステムの研究開発施設を設け、ホテル、工場などでは実用段階の新エネルギーを導入する。
■参考資料
「第2部・中部維新特集――未来切り開く2大事業、中部国際空港、環境・利用者に配慮。」『日本経済新聞』2000年10月6日,朝刊第2部,3面

敬老の日商戦、実用性や健康志向――スーパー・百貨店、関連品を続々。(2000年9月7日)

■いつ?
2000年9月初旬
■どこで?
全国のイトーヨーカ堂各店
■誰が?
株式会社イトーヨーカ堂
■何をした(する)?
UD商品の取り扱いを全国176店に拡大した。
■なぜ?
「敬老の日」に向けたセールをきっかけにして。
■どのように?
・文字盤の文字を大きくした置時計や、手のひらで掴む形をしたボールペンなど、使いやすさを最優先したUD商品の取り扱いを全国の店舗に拡大した。


・価格は、足の指先を拡大して見られる「ルーペ付きつめ切り」が980円などやや高めだが、株式会社イトーヨーカ堂では「高齢者や障害者が使いやすいと感じてもらえば」と期待しているという。
■参考資料
「敬老の日商戦、実用性や健康志向――スーパー・百貨店、関連品を続々。」『日本経済新聞』2000年9月7日,朝刊,17面

楽に書けるペン...、高齢化社会でデザイン進化――使いやすい日用品続々。(2000年5月25日)

■いつ?
2000年3月
■どこで?
松屋銀座本店(東京)
■誰が?
株式会社松屋
■何をした(する)?
UD商品専門コーナー「ユニバーサルスクエア」を開設した。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・「ユニバーサルスクエア」で扱っているのは文具、家庭用品、雑貨など約150点にのぼる。売れ筋の1つであるトライポッド・デザイン株式会社(東京・品川)のボールペン「ハンディ・バーディー」(1800円)は手のひらにすっぽり収まり、わずかな力で字が書けるように工夫されている。ボールペンとしては高価だが、2000年5月当時、当初の予想の2倍にあたる約40個が毎月売れているという。


・イトーヨーカ堂も2000年5月当時、専門コーナー「UD LIFE」を27店舗で展開している。罫線と罫線の間を太くして書きやすくしたノート(160~400円)やルーペつきとげ抜きピンセット(1620円)など、品揃えは100点あまりである。2000年以降、全国約170店舗に広げていくという。


・相模ゴム工業株式会社は、日本より一足先にUDが普及したスウェーデンから入浴用具や調理器具など約100点を輸入している。2000年には、関節や筋肉への負担を軽減し、全体をS字型に設計したボディーブラシやくしの輸入を始めた。


・2000年5月頃にはトヨタ自動車、松下電器産業など12社と社団法人かながわデザイン機構などが商品開発を目的とした企業会員組織「ユニバーサルデザインフォーラム」を発足させるなど、大手メーカーの取り組みも活発になってきているという。
■参考資料
「楽に書けるペン...、高齢化社会でデザイン進化――使いやすい日用品続々。」『日本経済新聞』2000年5月25日,夕刊,18面

バリアフリーガイドブック2000年版(ライブラリー)(2000年4月30日)

■いつ?
2000年4月頃
■どこで?
全国
■誰が?
日経事業出版社
■何をした(する)?
「バリアフリーガイドブック2000年版」を発刊。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・2000年版のテーマは「ユニバーサルデザイン」。住、食、職、遊、衣の5つの分野に分け、障害を取り除くというバリアフリーの発想から一歩進んだ、だれもが暮らしやすい環境づくりの試みにスポットを当てた。


・「福祉の街」を目指す商店街の取り組みやパソコンを利用した住宅ワークの支援、園内にほとんど段差がないよう配慮しているテーマパークなどの実例を紹介しているという。


・日常生活を便利にするアイデア製品も豊富に掲載しており、高齢者や障害者だけでなく、小さな子供を持つ親ら幅広い読者にとって参考になる内容であるといえる。


・価格は930円。
■参考資料
「バリアフリーガイドブック2000年版(ライブラリー)」『日本経済新聞』2000年4月30日,朝刊,29面

ユニバーサルデザイン、時計・靴・バッグ、デザインも重視――シチズンなど。(2000年4月10日)

■いつ?
2000年4月頃
■どこで?
全国
■誰が?
・シチズン時計株式会社,エース株式会社,月星化成株式会社(現・株式会社ムーンスター)


・トライポッド・デザイン株式会社
■何をした(する)?
トライポッド・デザイン株式会社と3社が健常者、高齢者、体の不自由な人の区別無く使えるよう配慮したUDを採用した商品を共同開発し、共通ブランド「トライポッド」として売り出す。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・シチズン時計株式会社の新商品は「ウエアラビィ」(店頭小売価格1万2000円)。首に掛けて使うタイプの時計で、文字盤を大きくして見やすくした。透明と金属色の2型を用意。2000年7月に全国に売り出すという。


・またシチズン時計株式会社は2000年5月下旬に、握力の弱い人でも持ちやすいようにした入力ペンつきの携帯型情機器「データスリム2」(2万3500円)を発売する。


・エース株式会社は旅行用のカバン「ズーダ」シリーズを百貨店8店で売り出した。車椅子の車輪にバックが巻き込まれないように、一定の負荷がかかるとストラップが外れるようにした商品や、歩行のときに邪魔にならないように背面部にスライドできるウエストポーチなど15点をそろえた。(価格は1万2000円~3万8000円)


・月星化成株式会社(現・株式会社ムーンスター)は2000年末、軽くて耐久性に優れるカジュアルシューズを婦人・紳士向けに発売する。価格は1万円前後になる予定で、全国の百貨店や靴の専門店で発売する。
■参考資料
「ユニバーサルデザイン、時計・靴・バッグ、デザインも重視――シチズンなど。」『日本経済新聞』2000年4月10日,朝刊,15面

日経からのお知らせ――「日経バリアフリーガイドブック」発売。(2000年4月10日)

■いつ?
2000年4月頃
■どこで?
全国
■誰が?
株式会社日本経済新聞社・日経事業出版社
■何をした(する)?
「日経バリアフリーガイドブック2000年版」を発売。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・『日経バリアフリーガイドブック2000年版』では、住宅、情報、機器、宿泊、旅行、交通機関、商業、レジャー施設、公共施設などのバリアフリーの最新情報に加え、巻頭では最近、注目を集めているUDを特集している。


・2000年4月10日の日本経済新聞の記事によると、介護保険でできる住宅改修のわかりやすい例や福祉器具の紹介、読者からのバリアフリー応募事例集など、生活するうえですぐに役立つ情報を豊富な写真や図表で見やすく掲載しているという。


・A4判220ページで定価は930円。


・申し込み・問い合わせは日経事業出版社(TEL03・5256・4982 FAX03・5256・6925)まで。
■参考資料
「日経からのお知らせ――「日経バリアフリーガイドブック」発売。」『日本経済新聞』2000年4月10日,夕刊,2面

特集――関西2010年タイムトリップ、提言の骨子(関西21C戦略)(2000年1月17日)

■いつ?
2000年1月頃
■どこで?
関西
■誰が?
関西21世紀戦略委員会
■何をした(する)?
関西地域活性化にむけた提言を出した。その提言の中に、UDに関する記載があった。
■なぜ?
日本再生に役立ち、地域活性化のモデルになるため。
■どのように?
・提言の中に次のような記載があった。


・「千里ハッピーエルダー先端都市」として、2000年から、日本初の大規模団地、千里ニュータウン(大阪府吹田市、豊中市)を舞台に、エルダー層の活力と知恵を生かした次世代混住の21世紀型コミュニティーの先端的な実験を始める。 ・「千里ハッピーエルダー先端都市」実現のために、NPO、住民の相互扶助、ネット活用、UDの導入などあらゆるソフトを視野に入れて、行政区域の壁を越えて、街の再生の道を探るという。


・誰もがゆっくり、安心して回れるように配慮した周遊路「ユニバーサルデザイン街道」の整備を進める。


・観光地や公園などのパブリックスペースにの整備には、みんなが安心して使えるように工夫したUDを取り入れ、施設間の連携を呼びかける。施設対応だけではなくボランティアガイドなど参加型のソフトを導入し、名所旧跡を含め、利用しやすさを大きく向上させるという。
■参考資料
「特集――関西2010年タイムトリップ、提言の骨子(関西21C戦略)」『日本経済新聞』2000年1月17日,朝刊,20面

特集――関西2010年タイムトリップ、充実エルダー都市(関西21C戦略)(2000年1月17日)

■いつ?
2000年1月頃
■どこで?
千里ニュータウン(大阪府吹田市・豊中市)
■誰が?
非営利組織(NPO)「千里生きがいネットワーク」
■何をした(する)?
本格化する公営住宅の建替えを機に、公営住宅へのUDの導入を働きかけている。
■なぜ?
超高齢化のモデルとなるとともに、若い世代も呼び込んで、新しい概念のニュータウン作りを目指すため。
■どのように?
・「生きがいネットワーク」は大阪府の吹田、豊中両市にまたがる千里ニュータウンで活動する非営利組織(NPO)が緩やかに連携して旗揚げした。


・「生きがいネットワーク」の活動の柱は介護コーディネート。相談窓口を設け、ニュータウン内で活動する福祉系NPOを紹介する。介護保険枠外の配食や送迎などにも対応、加盟NPOのサービス内容をチャックする機能も持つ。


・乳児所の保育所送迎や預かり、共働き世帯の児童の遊び相手のほか、小中学生との交流促進も軌道に乗ってきた。若い夫婦への家賃補助や、空き家へのスモールビジネスの誘致なども計画中。


・近く本格化する公共住宅の建て替えを機に「すべての人に優しい」設計思想で、バリアフリーを1歩進めたUD導入を働きかけ、実現に動き出している。

元旦第2部特集――「21世紀夢の技術展」今夏開催、次代リード主要5分野(2000年1月1日)

■いつ?
2000年7月21日~8月6日までの17日間
■どこで?
東京国際展示場
■誰が?
株式会社日本経済新聞社(主催)
■何をした(する)?
情報・通信、生命科学など来世紀の主導的な5技術分野の最先端の成果を一堂に集めた「21世紀夢の技術展」(通称=「ゆめテク」)を開催する。
■なぜ?
21世紀を見据えた日ごろの研究・開発成果や将来展望をわかりやすく披露するため。
■どのように?
・「21世紀夢の技術展」では、21世紀を主導とするとされる科学技術の分野を「情報・通信」「生命科学」「環境保全」「宇宙・海洋開発」「生活基盤」の5つに大別し、出展者が最新成果を踏まえて様々な提案をする。


・技術開発に意欲的な中堅・ベンチャー企業や地方自治体の展示コーナーが設定されるほか、2000年プロジェクトのもう一つの柱である連続シンポジウム「ミレニアム会議」や科学セミナーなど、様々なフォーラム、アトラクションも予定されている。


・2000年1月1日の日本経済新聞の記事によると、「少子高齢化の進展で、21世紀は福祉・介護などを技術面で支えるライフ・サポート・テクノロジーや障害・年齢に関係なく健常者にも使いやすい設計概念のUDが脚光を浴びる」との記載があり、その最新成果をフランスベッド株式会社が「21世紀夢の技術展」で披露するという。


・新エネルギー・産業技術総合開発機構は失語症患者に住宅での自習訓練と遠隔治療を可能にする言語リハビリ支援システムや、下肢障害者にスカイスポーツへの道を開く支援機器などの実機を展示して、社会的弱者に明るい将来を提示する。

第3部活路は個が開く(4)安眠冷蔵庫(エルダー経済ニッポン)(1999年11月10日)

■いつ?
1995年
■どこで?
全国
■誰が?
株式会社INAX
■何をした(する)?
センサーでフタが自動開閉し水が流れるUD便器を発売した。
■なぜ?
高齢者の負担を軽減できると考えたから。
■どのように?
・便器の前に立つとセンサーが感知し、自動的にフタが開閉して水が流れる。


・高齢者が狭いトイレでかがんだりする負担を軽減できると踏んだが、幼い子供をもつ母親に受けた。


・商品はシリーズ化し、20万台のヒット。高齢者が使いやすい商品は幅広い世代に受け入れられるようだ。


・1999年11月10日の日本経済新聞の記事によると、通商産業省(現・経済産業省)の推計するUD製品の市場規模は1997年度で1兆1000億円で、年率10%の拡大を遂げているという。

日経事業出版社、バリアフリー具体例を募集。(1999年11月3日)

■いつ?
1999年11月頃
■どこで?
全国
■誰が?
日経事業出版社
■何をした(する)?
・高齢者や障害者をはじめ、だれもが安全で快適に暮らせる住宅、施設、商品、サービスなどバリアフリー、UDの推薦を募集した。
■なぜ?
「日経バリアフリーガイドブック」2000年版の発行を予定しているから。
■どのように?
・応募部門 (1)住宅・住設機器(2)家具・雑貨・衣料品(3)家電・音響・情報機器(4)旅行・宿泊施設(5)乗り物(6)その他


・応募締め切り 2000年1月5日(消印有効)


・応募方法 推薦事例と連絡先・推薦理由(400字程度)


・問い合わせは日経事業出版社バリアフリーガイドブック係(TEL 03・3256・6905 FAX 03・5256・6925 ホームページ http://www.nikkei-js.co.jp/bfree/vfree2k.htm)まで。

第2部・ミレニアム特集――21世紀夢の技術展、来年夏に開催、5分野に最新の成果。(1999年10月1日)

■いつ?
1999年10月1日
■どこで?
記載なし。
■誰が?
株式会社日本経済新聞(2000年1月1日参照)
■何をした(する)?
「21世紀夢の技術展」(=通称「ゆめテク」)での技術分野の出展概要を発表し、その中にUDに関する記載があった。
■なぜ?
2000年夏に「21世紀夢の技術展」(=通称「ゆめテク」)を開催するため。(2000年1月1日参照)
■どのように?
・「21世紀夢の技術展」では、5分野で最新の成果を発表する。


・その5分野うちの1つでは、「人と先端技術の調和」をモチーフに(1)人に優しいUDを採用し、災害にも強い未来の市街・住宅とその技術(2)ITS(高度道路交通システム)やリニアモーターカーなどの最先端交通システム技術(3)高齢社会の進展を背景に需要の高まる新しい福祉・介護機器・技術などが紹介される。


・政府系研究機関のほかに「人と先端技術の調和」をモチーフに未来技術を出展する企業には、トヨタ自動車株式会社、本田技研工業株式会社、三菱自動車工業株式会社、スズキ株式会社、JRグループ、オリンパス光学工業株式会社(現・オリンパス株式会社)、フランスベッド株式会社などが挙げられた。

障害者に優しい街、一目で――福島の財団、CG想像図をネット公開へ。(1999年5月17日)

■いつ?
1999年6月
■どこで?
福島県郡山市
■誰が?
財団法人・広域社会福祉会
■何をした(する)?
バリアフリーを随所に取り入れた道路などのコンピューターグラフィックス(CG)想像図をインターネットで公開した。
■なぜ?
設計などの専門家だけではなく一般にもUDの概念を理解してもらい、普及に役立てたいから。
■どのように?
・広域社会福祉会では「都市計画段階からのバリアフリーが必要」としており、道路や公園、橋、駅、ターミナルなど街全体の障害者だけではなく健常者にも使いやすいUDを検討してきたという。


・インターネットで公開するのは、道路、地下道などの設計をCGで表現した図。例えば道路では、車椅子やベビーカーが安全にすれ違える幅の歩道を確保、車道などと仕切る柵や視覚障害者のための誘導ブロックなど路上設備も考慮した。さらに自動車や自転車、車椅子などそれぞれの視点ごとのCG図が見られるようにし、イメージがわきやすくする。


・広域社会福祉会は「手すりなどは予算の都合上、計画しても最終段階で削られてしまうこともある。知ってもらうことで、UDについて関心をもっと高めたい」と話している。


・1999年5月17日の日本経済新聞の記事ではUDは「身障者だけでなくすべての人に使いやすいバリアフリーのデザイン」と表現されていた。
■参考資料
「障害者に優しい街、一目で――福島の財団、CG想像図をネット公開へ。」『日本経済新聞』1999年5月17日,朝刊,38面

無料で介護プラン作成(女性かわらばん)(1999年3月19日)

■いつ?
1999年2月
■どこで?
玉川高島屋ショッピングセンター(東京)
■誰が?
三井不動産株式会社
■何をした(する)?
介護情報の専門コーナー「ケアデザインプラザ」開設。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・食器や文房具、折り畳み式車椅子などUD商品や関連情報誌などが並ぶほか、介護相談も受けている。痴呆や福祉機器、住宅改修などの内容が中心だが、時には要介護者を抱える家族のための介護プランの作成まで応じる。介護保険制度の予行演習といえるようなサービスだ。しかも昨秋、資格試験に合格したばかりのケアマネジャー(介護支援専門員)を配置しているから本格的だ。


・開設した三井不動産は「介護保険が実施されたら、居住介護支援事業者との認定を得て活動したい」と意気込む。ケアプランに応じながら、介護市場のノウハウを探ろうという狙いもある。

今年は国際高齢者年、民間主導でイベント――30団体が「情報センター」(日曜版)(1999年1月3日)

■いつ?
1999年9月下旬
■どこで?
東京
■誰が?
虹の会
■何をした(する)?
ジャパン・ユニバーサル・フェスティバルを企画。
■なぜ?
国際高齢者年をもっと身近にかんじてもらうため。
■どのように?
・1999年は国連が定めた「国際高齢者年」。「すべての世代のための社会を目指して」というテーマのもと、昨年10月1日の「国際高齢者年の日」にスタート。国内でも民間団体を中心に様々な取り組みが広がり始めている。


・芸能人と文化人約110人で組織するボランティアグループ「虹の会」(東京・高橋圭三理事長)は今年9月下旬、「ジャパン・ユニバーサルデザイン・フェスタ」を企画。介護用品・サービスの見本市やシンポジウムのほか、「エージレスコンサート」では歌手の坂本冬美さんらがテーマソングを歌う予定。


・町をあげて、国際高齢者年を盛り上げようという試みもある。東京の早稲田大学キャンパスを会場として今年9月に開く「ワセダ・エイジングメッセ」がそれだ。地元の早大周辺商店連合会が旗振り役となり、4日間にわたって見本市やダンスパーティーなどを繰り広げる。メッセの実行委員会には早稲田大学の学生も参加した。

小鳥そっくりのボールペン(女性かわらばん)(1998年11月20日)

■いつ?
1998年11月頃
■どこで?
記載なし。
■誰が?
中川聡氏
■何をした(する)?
UDボールペン「ハンディ・バーディ」を発売。
■なぜ?
障害者にも健常者にも使いやすいようにするため。
■どのように?
・工業デザイナーの中川聡氏がプロデュースしたUDボールペンがちょっとした話題になっている。握力が衰えた人でも使えるボールペンだ。


・小鳥そっくりのかわいらしい形。手のひらを密着させて、鳥を後ろからそっと握るようにつかむ。握力が相当衰えても、5本の指全体と手のひらでしっかり押さえられる。5つのくぼみには、指がすっぽり収まる。赤いくちばしがペン先になる。


・「ハンディ・バーディ」のネーミングそのもので、かつプラスチック製品で軽い。デザインと機能を両立させた製品といえる。東京で開催された国際福祉機器展でデビューし、好評だった。


・介護用品を扱ってきた丸紅の設備機器部が文具店などを通じて販売する。価格は1800円の予定。

バリアフリーの思想普及――障壁除くデザインを提案(今を読み解くこのX冊)(1998年11月15日)

■いつ?
1998年11月頃
■どこで?
記載なし。
■誰が?
古瀬敏氏
■何をした(する)?
「ユニバーサルデザインとはなにか」(都市文化社)を執筆。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・バリアフリーから「誰もが使いやすい京用品」という考え方へ発展し、ユニバーサルデザインが強調された新しい流れについて日本とデンマーク、米国の研究者らのリポートをまとめた本。


・このほかにも、具体的な商品を網羅した、E&Cプロジェクト編「バリアフリーの生活カタログ」(小学館)や「だれでも・自由に・どこえでも」出かけていくバリアフリーツアーを提案した草薙威一郎「障害を持つ人と行く旅」(エンパワメント研究所)など、実用書といえる分野も厚みを増している。

ユニバーサル・デザインを提唱する米の博物館長、ダイアン・ピルグリムさん(この人)(1998年9月30日)

■いつ?
1998年9月頃
■どこで?
熊本県熊本市
■誰が?
ダイアン・ピグリム氏(米国スミソニアン協会国立クーパー・ヒューイット・デザイン博物館館長)
■何をした(する)?
「くまもとハートウィークス1998」で「ハートフル福祉」をテーマに講演をする。
■なぜ?
約100年前に創立された博物館を車椅子で動けるように全面改装。その出来栄えが、UDの実施として高く評価されているため。
■どのように?
・障害者と健常者の同等生活提唱するUD運動の米国でのオピニオンリーダーとして名高い。


・20年前、前職のキューレーター時代に、進行性多発性硬化症と診断された。杖を使ってしのいでいたが、現職にスカウトされた直後から車椅子に。


・「すべての人に使いやすい生活用品やビジネス環境を、わざわざUDと呼ぶのは、本来恥ずべきことだと思う。デザインには倫理や道徳も含まれるはず。しかし、米国でもまだ始まったばかり。高齢化が進めば理解が早まるでしょう」病のため、ゆっくりとした口調だが、1語1語力強く訴える。

フランスベッド、介護用の家具デザイン重視。(1998年8月25日)

■いつ?
1998年8月頃
■どこで?
フランス・ベッド株式会社(開発)
■誰が?
フランス・ベッド
■何をした(する)?
一般家具並みにデザイン性を高めた介護用家具「ユニバーサルデザイン」シリーズを発売。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・一般家具とコーディネートし健常者と共用できる商品で、電動リクライニング機能のついたベッドなど約15アイテムを取り扱う。家具専門店などに独自コーナーを設け、部屋のように家具やベッドを配置して展示販売する。


・従来の介護用家具は鉄パイプがむき出しになっているようなデザインの商品が中心で、ユーザーの心理的な抵抗感が強かった。今回発売する商品は「ブリティッシュトラディショナル」など一般家具5シリーズとデザインや色調などを合わせ、コーディネートして使用できるようにした。


・ダイニングチェアは座面が回転するため、イスを引かなくても立ち上がることができる。価格は電動ベッドが26万5000~30万円。ダイニングテーブルは21万5000~23万5000円。チェアが4万9000~7万4000円。家具店などでコーナー展開するほか、養護施設やホテルなどの宿泊施設向けにも販売する。

ユニバーサルデザイン――自由・簡単・安全など7原則(サイドミラー)(1998年7月11日)

■いつ?
1998年6月17日~21日
■どこで?
ニューヨーク
■誰が?
記載なし。
■何をした(する)?
国際ユニバーサルデザイン会議開催。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・テーマは「21世紀へ向けたデザイン」。世界各国から約450人が参加し、60以上の部会を開いた。工業製品の展示、学生によるデザインコンペ、ポスター展も実施した。

万人が使いやすいユニバーサルデザイン、住宅・家具…カタチやさしく――導入広がる。(1998年7月11日)

■いつ?
1998年6月17日~21日
■どこで?
株式会社NECデザイン(開発),積水ハウス株式会社総合住宅研究所(開発),多摩美術大学
■誰が?
株式会社NECデザイン,積水ハウス株式会社総合住宅研究所,多摩美術大学
■何をした(する)?
・株式会社NECデザイン=情報端末「アイ・ステア」を開発。


・積水ハウス株式会社総合住宅研究所=UDを採用した住宅の研究を始めた。


・多摩美術大学=NECと共同でUD研究に着手した。
■なぜ?
UDと呼ばれる考え方が、日本で定着し始めたから。
■どのように?
・NECデザインのチーフデザイナー、三沢純子氏は情報端末「アイ・ステア」を開発した。端末を天井から吊り下げ、スライド式で上下に動くようにした。端末は画面は上下左右いずれの向きにも変えられる。画面を設置した柱は340度回転可能だ。ショッピングセンターでは、備え付けの地図を見ても店の位置を把握するのが面倒なもの。この機械を使えば、端末を向けた方向に何があるか、一目でわかる仕掛けを作ることができる。


・積水ハウスの総合住宅研究所は2年前からUDを取り入れた住宅の研究を始めた。台所の流し台の天板部分に手すりを付け、通常と扉がある足の部分には、奥行き15センチほどのくぼみ(ニースペース)を設けた。年をとるとひざが曲がるので、流し台の扉が邪魔になる。一般の人も、イスに腰掛けて台所作業したいときもあり、くぼみがあれば作業がしやすい。


・多摩美術大学は96年度からNECと共同で、ユニバーサルデザイン研究に着手し、約60人の学生が主に電気製品のデザインを学び、試作品を製作した。第1回卒業生は自動車、家電、化粧品、時計などのメーカーに就職した。

ユニバーサルデザイン・シンポ――4月8日、日経ホールで。(1998年3月12日)

■いつ?
1998年4月8日
■どこで?
日経ホール(東京・大手町)
■誰が?
株式会社日本経済新聞社,三菱デザイン・アソシエーツ
■何をした(する)?
誰もが利用できる製品と環境の提供を目指すシンポジウム「バリアフリーを超えて―ユニバーサルデザインを考える」開催。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・パネル討論 鎌田実東京大学助教授、川内美彦アクセスプロジェクト代表、近藤和子E&Cプロジェクト高齢者班チーフほか、コーディネーター=古瀬敏建設省建設研究第一研究部長。


・入場無料=定員400人

複写・ファクスひと工夫、富士ゼロックス、試作――操作指示の文字拡大。(1997年11月24日)

■いつ?
1997年4月8日
■どこで?
富士ゼロックス株式会社(開発)
■誰が?
富士ゼロックス株式会社
■何をした(する)?
万人に使いやすいよう設計したコピー兼ファックス機を試作した。
■なぜ?
障害者や高齢者だけではなく健常者も含めて万人に使えるようにするため。
■どのように?
・操作盤の文字の拡大や音声案内機能があるほか、操作や紙の補充が簡単にできるように工夫されている。一部機能を組み込んだ商品を98年中に発売する予定。


・試作機の操作盤は高齢者や弱視者用に操作指示の文字を大きく表示するように設定できる。画面認識技術を採用し、裏面をコピー、ファックスしようとすると警告。健常者にとってもミスが減らせ、紙の、無駄遣いが減らせる。耳の不自由な人向けに、ファックスが届いたり詰まると、振動・表示機能のあるポケットベルで知らせてくれる。


・書類をセットする部分と紙を排出する部分、補充する部分を同じ向きにすると同時に、立ったりしゃがんだりしなくても作業ができる範囲にまとめた。車椅子の人が扱えるだけでなく、健常者も座ったまま使える。補充用の紙の束が入った包装は端の部分をつまむと簡単に破れて、片手で取り外せるようにしている。

公園、ハンディ超え楽しく――香りや音など工夫、車いすでの遊びに配慮。(1997年11月1日)

■いつ?
1991年
■どこで?
全国
■誰が?
建設省(現・国土交通省)
■何をした(する)?
「身障者を考慮した公園施設」と題する設計・施工指針をだした。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・1991年に建設省(現国土交通省)が出した「身障者を考慮した公園施設」と題する設計・施工指針を受けて、1997年頃には障害を持つ子供が健常者と一緒に楽しめるよう配慮された遊具を設置するなど"優しい公園"づくりが各地で進んでいた。


・1997年5月、大阪府堺市の大泉緑地の一角にオープンした「ふれあいの庭」(約2000平方メートル)の園内の通路はすべてスロープで、花壇も地面から60~70センチの高さに配置、車椅子に座ったままで植物に触れることができ、公園の入り口には点字を使った触知案内板や音声案内装置もあり、「ハンディの有無にかかわらず、きゅう覚や触覚などで四季の草花が楽しめるような工夫を盛り込んだ」と公園を管理する大阪府南部公園事務所の正木裕子技師は語る。


・東京都の立川、昭島両市にまたがる国営昭和記念公園には1997年3月、視覚障害者達の人たちからの「ベンチであることが触ってすぐにわかる工夫がほしい」との声が設置のきっかけに、座る面にタイルで凹凸の模様を付けたベンチが8基登場した。


・1997年11月1日の日本経済新聞の記事によると、国営昭和記念公園は1994年に、障害を持つ子供も一緒に遊べる「ワンパク遊具」を設置した。埼玉県所沢市の県立所沢航空記念公園でも1998年3月までに「ワンパク遊具」を設置する予定である。


・造園コンサルタント会社のSEN環境計画室(大阪市)は「人にやさしい公園づくり――バリアフリーからユニバーサルデザインへ」という手引き書を出版している。


・建設省(現・国土交通省)は1997年当時、同指針の改定作業を進めており、UDの理念を盛り込んだ新指針を1998年にも出す考えであった。
■参考資料
「公園、ハンディ超え楽しく――香りや音など工夫、車いすでの遊びに配慮。」『日本経済新1997年11月1日,夕刊,10面

東急不、分譲マンション向け、住設機器、家庭に優しく――ケガ防止へ工夫凝らす。(1997年10月14日)

■いつ?
1997年11月
■どこで?
東京都世田谷区
■誰が?
東急不動産株式会社
■何をした(する)?
住宅設備機器にUDを採用した分譲マンション第一弾「プレステージ成城」の販売を開始する。
■なぜ?
安全や安心といった住まいに必要な基本性能を高めるため。
■どのように?
・「プレステージ成城」では、UDの住宅設備機器の導入にあたって消費者によって求める機能が異なるため、まず有料オプション仕様としたが、東急不動産株式会社は今後の需要を見極めたうえで、UDをマンションの標準装備にする考えである。


・オプションとして採用するのは、電線コードにつまづいてもコンセントが簡単に外れて怪我をしにくい「埋め込みマグネットコンセント」(部品・工事費含め1個1900円)、居室や廊下に設置する埋め込み式の夜間点灯ライト(同4000円)、熱線感知センサー付きの足元灯(同1万3800円)、手かざすと水がでるセンサー付きの自動水栓金具(10万円)、手すりの下地補強(トイレで6500円)と設置(トイレで2万5000円)など。


・1997年10月14日の日本経済新聞の記事では、UDについて「ユニバーサルデザインは90年ごろに米国で生まれた理論だといわれ、96年ごろに北欧を経て日本に入ってきた。これまでの経済的・機能的なデザイン一辺倒ではなく、家やモノ、都市計画に関してもだれにでも分かりやすく、肉体的な負担が少なく使い勝手の良さを追求している。従来の日本のバリアフリーに対して、 『いかにも老いを感じる』『無機質感がある』などと抵抗のある消費者の支持を集め始めている。」と記載があった。


■参考資料
「東急不、分譲マンション向け、住設機器、家庭に優しく――ケガ防止へ工夫凝らす。」『日本経済新聞』1997年10月14日,朝刊,15面

シルバー新市場戦略探る企業(3)「高齢者配慮」いかして――幅広い層に使いやすく。(1997年9月4日)

■いつ?
1997年9月頃
■どこで?
全国
■誰が?
積水化学工業株式会社,三菱電機株式会社,ソニー株式会社などのメーカー各社
■何をした(する)?
UDを意識した製品の開発を行っている。
■なぜ?
高齢者に対するメーカーの認識が変わりはじめたため。
■どのように?
・旭化成工業と建設省(現・国土交通省)の調査によると、65歳以上の高齢者の97%は自立歩行ができるという。これまで「高齢者向けの製品は限定された市場」とみて二の足を踏んでいた企業も、「高齢者対応で使い勝手が良くなれば、広い年代層に受け入れられる」と発想を転換した。


・1997年9月4日の日本経済新聞の記事によると、住宅業界では大手メーカーはほとんどの製品で高齢者に配慮した設計を取り入れているという。積水化学工業株式会社は、エレベーターを標準装備した3階建て鉄骨系住宅「ハイムデシオ」(3.3平方メートル当たり49万円台から)の販売に力を入れている。


・三菱電機は10月、UDを意識した全自動洗濯機「MAV―50L」(7万2000円)を発売。全自動洗濯機は大容量化が進み、洗濯槽が深くなっていて高齢者には使い勝手が悪い。新製品は身長が145センチ前後の人でも水槽に手が届くように開口部を広く、底を浅くしたほか、操作部も通常機種に比べ5センチ下げた。


・ソニーは製品の使い勝手を検証する独立部署「ヒューマンインターフェイスラボ」を置いた。94年、1年がかりで高齢者の筋力や視力、神経伝達速度などを総合的に測定、基礎データを整えた。このデータを基礎に、企画や試作品の段階で、高齢者が使いづらい部分の設計の変更を求め、改善案を提案する。同社は中高年の購入者も多い高級機種のビデオカメラなどの開発で成果を上げてきた。
■参考資料
「シルバー新市場戦略探る企業(3)「高齢者配慮」いかして――幅広い層に使いやすく。」『日本経済新聞』1997年9月4日,朝刊,13面

横浜バリアフリーシンポ特集――基調講演、日本女子大学住居学科教授小川信子氏(1997年6月8日)

■いつ?
1997年6月頃
■どこで?
神奈川県横浜市
■誰が?
小川信子氏(日本女子大学住居学科教授)
■何をした(する)?
基調講演を行い、その中でUDに関する発言があった。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・1997年6月8日の日本経済新聞の記事では、UDは「だれでもが使えるデザイン」と表現されていた。


・小川信子氏は、講演で「今各国ではUDという考え方で環境づくりを進めている。障害を持った方々や高齢者のためのというのではなく、みんなのために環境をよくしていこうという考え方に立って、息長く地域施設、地域計画、地域環境の整備にみんなで協力していく必要がある」と述べた。


■参考資料
「横浜バリアフリーシンポ特集――基調講演、日本女子大学住居学科教授小川信子氏」『日本経済新聞』1997年6月8日,朝刊,32面

用語チェック――ユニバーサルデザイン(日曜版)(1997年5月11日)

■いつ?
1980年代
■どこで?
米国
■誰が?
ロン・メイス教授(ノースカロライナ州立大学)
■何をした(する)?
UDを提唱し、普及した。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・1997年5月11日の日本経済新聞では、UDについて「高齢者や障害者の専用品を開発するバリアフリーの考え方から1歩進んだもので、若者や子供、妊産婦、病弱者らみんなが使いやすい製品・住みやすい環境を作り出そうという考え方。」と表現されていた。


・UDの例としては、電子レンジや電話の操作ボタンを大きくして使いやすくすることなどが挙げられる。


■参考資料
「用語チェック――ユニバーサルデザイン(日曜版)」『日本経済新聞』1997年5月11日,朝刊,25面

遅れる表示のバリアフリー――増える白内障、白と黄色で混乱(日曜版)(1997年5月11日)

■いつ?
1997年度から
■どこで?
記載なし。
■誰が?
通商産業省(現・経済産業省)
■何をした(する)?
運輸省(現・国土交通省)、警察庁、など5省庁のほか、明治生命フィナンシュアランス研究所や医療機関などの協力を得て、UDの研究を開始した。
■なぜ?
各種製品や交通システムなどについて、表示や標識も含めて、だれもが快適に利用できるデザインを探るため。
■どのように?
・三菱企業グループでは三菱商事、三菱重工業など23社のデザイナーらが「三菱デザイン・アソシエーツ」という名のグループを組織し、1993年から高齢者にやさしい色彩の研究を進めている。


・1997年5月11日の日本経済新聞の記事には「こうした(UDの)試みはごく一部。通商産業省のUD研究にしても最初の三年間はデータの収集が中心。具体的なガイドラインがまとまるのはまだ先だ。」という記載があった。


■参考資料
「遅れる表示のバリアフリー――増える白内障、白と黄色で混乱(日曜版)」『日本経済新聞』1997年5月11日,朝刊,25面

バリアフリー商品、高齢化進み需要拡大――住宅・住設機器、デザインに配慮(月曜版)(1997年3月31日)

■いつ?
1997年3月頃
■どこで?
全国
■誰が?
三井ホーム株式会社,TOTO株式会社など住宅・住宅設備業界のメーカー
■何をした(する)?
高齢者や身体障害者にも使いやすいバリアフリー商品の開発・販売を進めている。
■なぜ?
高齢化の進展による、バリアフリー商品の需要拡大や金利面で優遇措置が与えられるため。
■どのように?
・1996年秋に住宅金融公庫の融資制度の変更が実施され、一定の条件を満たしたバリアフリー化が優遇金利適用の条件の一つになった。


・三井ホームは「間仕切りや壁や通路の拡張を模様替えの感覚で、簡単なリフォームで対応できる仕組み」を取り入れた「長寿社会住宅」を発売。障害の度合いや家族構成に応じて柔軟に改装できる構造にしたことで、高齢化社会における消費者の悩みに対応しようとしている。


・TOTOは1997年3月の東京・新宿のショールーム全面改装を機に、高齢者配慮商品「レブリス」の専門コーナーを設けた。


・1997年3月当時、TOTOは寝室に近い限られたスペースに、洗面台やトイレ、バスを集めた「ニューバスルーム」を提唱していた。「ニューバスルーム」では、車椅子や介護を必要とする人でも使いやすいよう配慮した器具をそろえたのに加え、幅広の引き戸を設けてトイレ・バスを1室にすることへの抵抗感を和らげようとしている。


・メーカー各社が、だれにでも受け入れられるデザインでバリアフリー商品の浸透を図る、UD化を意識しはじめた。
■参考資料
「バリアフリー商品、高齢化進み需要拡大――住宅・住設機器、デザインに配慮(月曜版)」『日本経済新聞』1997年3月31日,朝刊,47面

人物概要――パトリシア・ムーア氏(生活家庭)(1996年12月10日)

■いつ?
1996年12月頃
■どこで?
記載なし。
■誰が?
パトリシア・ムーア氏
■何をした(する)?
高齢者のライフスタイルを調査しUDを提唱した。
■なぜ?
記載なし。
■どのように?
・ガインズ・デザイン社社長。


・企業向けコンサルタント業務のほか学校でも教える。
■参考資料
「人物概要――パトリシア・ムーア氏(生活家庭)」『日本経済新聞』1996年12月10日,夕刊,17面

老人に変装P・ムーアさんに聞く――無視、不当な扱いを体感(生活家庭)(1996年12月10日)

■いつ?
1970年代
■どこで?
北米の街
■誰が?
パトリシア・ムーア氏(工業デザイナー)
■何をした(する)?
老人に変装し、人々の対応ぶりや街の設備の観察をした。
■なぜ?
老人に興味があったから。
■どのように?
・米国の工業デザイナーであるパトリシア・ムーア氏は、日本ウェールジング協会の招きで来日し、1996年12月頃、自身の老人変装体験に関して日本経済新聞社のインタビューに回答した。


・パトリシア・ムーア氏が老人に変装し訪問した街は100以上で、その活動は3年間にわたったと語る。


・変装の方法は、特殊メーキャップを施し、動きにくくするために手足にテープをぐるぐる巻き、その上から厚手の衣服を着るなどで、1回の準備に4時間かかっていた。


・パトリシア・ムーア氏は、変装体験をもとに提唱しているUDの核となる考え方について「年をとることは、何かが出来なくなることではなく、機能が違ってくること。だから、一通りにしか使えないのではなく、各人のニーズに応じていかようにも使える、というのがUDの考え方。それは大幅なデザインの変更を伴うものではないし、高齢者用と称して機能優先で味気ないデザインにする必要もない。」と語った。


・また、「日本でも擬似老人体験が盛んになっているが、特に意思決定をする社会の中枢にいる人に体験してもらいたい。自分と違った機能を持つ人の視線で世界を見ることでアイデアも生まれてくる。高齢者も含め、誰もが生きやすい社会をつくるにはそんな新しい発想が求められている。」と語った。
■参考資料
「老人に変装P・ムーアさんに聞く――無視、不当な扱いを体感(生活家庭)」『日本経済新聞』1996年12月10日,夕刊,17面

高齢者は専用品求めず、柔軟性持つ製品作り提言――通産省研究会が報告書(1996年5月10日)

■いつ?
1996年5月頃
■どこで?
記載なし。
■誰が?
通商産業省(現・経済産業省)「高齢社会対応型産業研究会」(代表・斉藤雅夫東京電機大学教授)
■何をした(する)?
高齢者の特性に配慮した製品・サービスを提供するための課題・条件について報告書をまとめた。
■なぜ?
高齢者は高齢者専用品を求めておらず、企業はすべての人が共用できる柔軟性を製品に持たせるUDを採用するべきと考えたから。
■どのように?
・報告書は高齢者約160人へのアンケートやメーカー、流通など企業40社への聞き取り調査を参考にまとめた。健康な高齢者を想定している。


・現在、高齢者専用品は身体機能の補完だけに重点が置かれ、色彩や見栄えがおろそかになりがちとして、UDを打ち出した。また使いやすさ、分かりやすさなど基礎的なニーズを満たした上で、生活を豊かにする「モアニーズ」にこたえることが肝要と指摘している。
■参考資料
「高齢者は専用品求めず、柔軟性持つ製品作り提言――通産省研究会が報告書」『読売新聞』1996年5月10日,朝刊,13面

デザイン分野で世界初の横断組織(文化往来)(1995年11月21日)

■いつ?
1995年11月頃
■どこで?
東京
■誰が?
「日本デザイン機構」(栄久庵憲司会長)
■何をした(する)?
機構発足後、最初の事業としてシンポジウム「日本のデザインを考える」を開催した。
■なぜ?
これまでデザイン界は分野ごとに協議会などを作っていたが、従来の縦割りの個別分野で対応できない問題などが生じ、総合的なまとめ役としてデザインの重要性が増したので、横断的なデザイン組織が必要になったから。
■どのように?
・日本デザイン機構には現在、デザイナーを中心に建築家やシステム工学の研究者、評論から約100人が参加しており、防災・復興などの緊急課題やエコロジーなどの重点課題の研究、国際的な交流、フォーラムやシンポジウムなどの公開活動、デザイン賞新設などの事業を予定している。


・創立記念のシンポジウムでは下河辺淳東京海上研究所理事長、グラフィックデザイナー福田繁雄氏、インダストリアルデザイナー鴨志田厚子氏らが講演した。下河辺氏は「デザインとは意図すること。新しいものを作る時には古いものの全否定から始めるべきだ」と激励した。


・鴨志田厚子氏はシンポジウムで「UDの現状」を報告した。日本デザイン機構の発足については、「(UDが)より広がるためにも横断的な組織は有意義」と指摘した。


・日本デザイン機構の栄久庵憲司会長によると、海外でもこうしたデザインの横断組織の必要性が痛感されており、世界工業デザイン協議会などデザイン各分野の世界組織を網羅した、世界デザイン機構の設立が待たれているという。だが、具体的に横断組織が作られたのは日本が初めてで、世界の先駆けとして各国から注目されている。


・1995年11月21日の日本経済新聞では、UDは「新しい動きとして小さな工夫で身障者にも健常者にも便利に使える『ユニバーサルデザイン』」と表現されていた。
■参考資料
「デザイン分野で世界初の横断組織(文化往来)」『日本経済新聞』1995年11月21日,朝刊,40面

ページトップに戻る