外食しようよ、車いすで 障害者団体がレストランガイド/北海道(2000年11月26日)

■いつ?
2000年11月下旬ころ
■どこで?
北海道札幌市
■誰が?
障害者でつくる民間団体「自立支援センターさっぽろ」(札幌市)
■何をした(する)?
冊子「さっぽろ車イスで行けるレストラン」を発行した。
■なぜ?
冊子がたくさんの人の社会参加につながればという思いと、車いす利用者が積極的に街に出ることで、街が少しずつ変わるきっかけになればという思いから。
■どのように?
・取材は車いすを利用するスタッフ5人が2000年4月から8月にかけて行った。

・冊子はA5判33ページで1500部発行した。札幌市内の各区役所や区民センターなどに置くほか、希望者には郵送するとのこと。

・取材を行った店舗の中には、狭いトイレながらも工夫をし、車いす利用者もそうでない人も使えるよう配慮した「ユニバーサルデザイントイレ」などもあったいう。

・問い合わせは「自立生活センターさっぽろ」(電話011・852・9747 FAX011・852・6842)まで。

国際デザイン、外国人が点検 浜松 /静岡(2000年03月29日)

■いつ?
2000年3月28日
■どこで?
静岡県浜松市内
■誰が?
静岡県
■何をした(する)?
「外国人によるユニバーサルデザインチェック」を実施した。
■なぜ?
すべての人が暮らしやすい「ユニバーサルデザイン」の街づくりに外国人の意見を取り入れるため。
■どのように?
・浜松市に住む外国人15人が、JR浜松駅やバスターミナルなどの案内表示が外国人にも分かりやすいかどうか、チェックした。

・JR浜松駅では、在来線の券売機の上にある路線図にローマ字がないことに不満が集中した。

・静岡県は寄せられた意見をまとめ、県施設の案内表示の改善に生かすほか、各自治体やJRなどにも意見を伝えることにしている。

特集――国内シェアを変えたヒット商品、洗濯機、松下、洗浄力を向上(2004年7月26日)

■いつ?
2003年
■どこで?
記載なし。
■誰が?
松下電器産業株式会社

■何をした(する)?
「主要商品・サービス調査」の国内100品目調査で、洗濯機シェア1位に。

■なぜ?
・UDを採用したドラム式選択乾燥機「LabNA-V80」の売り上げが好調で、累計台数15万台突破したため。

■どのように?
・「LabNA-V80」は横型ドラム式洗濯機の回転軸を約30度傾けた洗濯機である。

■参考資料
「特集――国内シェアを変えたヒット商品、洗濯機、松下、洗浄力を向上」『日本経済新聞』2004年7月26日

ユニバーサルデザイン商品の市場規模――人に優しい商品輪広がる(DATAアイ)(2001年10月12日)

■いつ?
2001年10月頃
■どこで?
記載なし。
■誰が?
経済産業省の外郭団体、共用品推進機構
■何をした(する)?
1999年度のUD商品の市場規模を1兆8548億円と概算した。
■なぜ?
高齢化が進んでいるため。
■どのように?
・1999年度の市場規模は、1995年度の3.8倍に膨らんだ。市場規模は96年度に1兆円を突破し、その後も年平均20%強の勢いで伸びている。
・UD商品は片手で開閉できる容器、大きな文字入り腕時計など多様で、1999年には腰を掛けて出入りできる浴槽、側面に出し入れをつけた洗濯機など住宅設備や家電の分野で商品が大幅に増えた。
・メーカー70社のUD製品への参入理由は、24社が「マーケット拡大」、17社が「社会貢献活動の一環」、12社が「顧客からのクレームや要望への対応」という結果だった。
・2001年10月12日の日本経済新聞の記事によると、高齢化に伴って市場は2001年以降も成長する見通しで、共用品推進機構は2025年度には約16兆円のマーケットが形成されるとみている。
・2001年10月21日の日本経済新聞の記事ではUDは、「高齢者や身体障害者が無理なく使いこなせるだけでなく、健常者にとっても便利――。」と表現されていた。
■参考資料
「ユニバーサルデザイン商品の市場規模――人に優しい商品輪広がる(DATAアイ)」『日本経済新聞』2001年10月12日,夕刊,5面

広がるユニバーサルデザイン人に優しく(3)体形変化の科学――世代問わぬ美しさ。(2000年12月15日)

■いつ?
記載なし。
■どこで?
京都府京都市
■誰が?
株式会社ワコール 人間科学研究所
■何をした(する)?
200人の女性の10~40歳代の体形を25年間にわたって測定、データベースにした。
■なぜ?
加齢による女性の体形変化を科学的に把握し、世代を問わない美しさを追及するため。
■どのように?
・研究所は食生活、運動量などの要素を基に17種類の体形変化に類型化した。
・1964年の研究開始から蓄積してきた約3万人の横断データを下着販売に活用してきた。
・200人の縦断データ活用で生活診断や肌の手入れなど体全体のコンサルティングも可能になるという。
・体形変化のデータは人に優しい商品の開発につながり、UDを支えると考えられている。
■参考資料
「広がるユニバーサルデザイン人に優しく(3)体形変化の科学――世代問わぬ美しさ。」『日本経済新聞』2000年12月15日,夕刊,2面

高齢者は専用品求めず、柔軟性持つ製品作り提言――通産省研究会が報告書(1996年5月10日)

■いつ?
1996年5月頃
■どこで?
記載なし。
■誰が?
通商産業省(現・経済産業省)「高齢社会対応型産業研究会」(代表・斉藤雅夫東京電機大学教授)
■何をした(する)?
高齢者の特性に配慮した製品・サービスを提供するための課題・条件について報告書をまとめた。
■なぜ?
高齢者は高齢者専用品を求めておらず、企業はすべての人が共用できる柔軟性を製品に持たせるUDを採用するべきと考えたから。
■どのように?
・報告書は高齢者約160人へのアンケートやメーカー、流通など企業40社への聞き取り調査を参考にまとめた。健康な高齢者を想定している。

・現在、高齢者専用品は身体機能の補完だけに重点が置かれ、色彩や見栄えがおろそかになりがちとして、UDを打ち出した。また使いやすさ、分かりやすさなど基礎的なニーズを満たした上で、生活を豊かにする「モアニーズ」にこたえることが肝要と指摘している。

■参考資料
「高齢者は専用品求めず、柔軟性持つ製品作り提言――通産省研究会が報告書」『読売新聞』1996年5月10日,朝刊,13面