誰でも使いやすいハサミ――コクヨ(ニューフェース)(2002年10月31日)

■いつ?
2002年12月1日
■どこで?
全国
■誰が?
コクヨ株式会社
■何をした(する)?
UD採用のハサミ「テピタ」を発売する。
■なぜ?
年齢や身体的特徴を問わず使いやすいハサミにするため。
■どのように?
・ハサミのハンドル部分を従来品より厚くして指の腹全体でハサミを開閉できるようにした。少ない力で使用でき、疲れにくいという。
・ハサミは全部で3種類あり、ハンドルの片側が開いており、様々な握り方ができる「オープンタイプ」、握りの厚さが最大で20.5ミリと同社従来品の約2倍にした「左右非対称タイプ」、輪の部分のサイズを大中小の3つ用意し、手の大きさに合わせて選びやすくした「左右対称タイプ」がある。
・各タイプとも刃と握り部分に分けて別々に廃棄できる環境対応商品。刃にはカーボンステンレスを採用した。
・価格は「オープンタイプ」が1800円、「左右非対称タイプ」が600円、「左右対称タイプ」が300円。
・問い合わせはコクヨ株式会社(0120・201594)まで。
■参考資料
「誰でも使いやすいハサミ――コクヨ(ニューフェース)」『日本経済新聞』2002年10月31日,朝刊,33面

ばねが付いたハサミ(便利メモ)(2002年9月22日)

■いつ?
2002年9月頃
■どこで?
全国
■誰が?
コクヨ株式会社
■何をした(する)?
UD採用のばね付きのハサミを発売した。
■なぜ?
手や指の力が弱い高齢者でも楽に切れるようにするため。
■どのように?
・長さ17センチ弱で刃渡り7センチ、刃はステンレス製の見た目は通常と変わらないはさみ。
・2つの刃の真ん中にあるポッチを押し上げると「ふつう」の表示がでて、通常の開閉。もう一段階押すと「ばね」の表示になる。開くときにばねの力が働く分、指にかかる負担は軽くなるという。
・ハサミを使わないときは「とまる」にしておくと、ロックされて開くことはない。
・ハサミが小さいので文字の表示も小さいが、それぞれ色分けをすることで見やすいように配慮したという。
・価格は900円。問い合わせはコクヨ株式会社(0120・201594)まで。
■参考資料
「ばねが付いたハサミ(便利メモ)」『日本経済新聞』2002年9月22日,朝刊,27面

ユニバーサルデザイン、統一ブランド、高齢者らにも使いやすく(2002年9月10日)

■いつ?
2003年春
■どこで?
記載なし。
■誰が?
トライポッド・デザイン株式会社
■何をした(する)?
UD統一ブランド「アダプティック」を立ち上げる。
■なぜ?
高齢者や障害者も使いやすいよう工夫をしたUDの製品開発と販売で異業種企業が連携し、製品を売り込んでいくため。
■どのように?
・約10社が自動車、住宅、家具、日用品など幅広い商品を統一ブランドとして売り込んでいく。
・自動車では、大日本インキ化学工業の子会社、ディックプラスチック(東京・千代田)がトヨタ自動車のカローラ系3車種をベースにした改造車を発売する。車体をプラスチック製防護パネルで覆い、車椅子などで傷がついても数千円で交換できる。価格は車両価格プラス約60万円。
・かばんメーカーのエース(大阪市)は、旅行かばん約30種類を発売する。中心が空洞になったナイロン糸を使い重量を2割軽減した。価格は1万8000円~4万5000円。
・シチズン時計の子会社、シチズンCBM(東京・中野)は文字を大きく目立たせた腕時計2種を投入する。価格は1万円~2万円の見込み。
■参考資料
「ユニバーサルデザイン、統一ブランド、高齢者らにも使いやすく」『日本経済新聞』2002年9月10日,朝刊,1面

手元でサドル位置調節――ブリヂストンサイクル(ニューフェース)(2002年7月11日)

■いつ?
2002年7月15日
■どこで?
全国
■誰が?
ブリヂストンサイクル株式会社
■何をした(する)?
サドル位置を手元レバーで変更できる電動アシスト自転車「アシスタラクラク」を発売する。
■なぜ?
年齢や身体条件に関係なく誰にでも使いやすい自転車にするため。
■どのように?
・手元でレバーの操作をするだけでガス圧によりサドル位置を最大10センチメートル上げることができる。乗車したままの状態でサドルの高さを最適に調整可能。
・深いU字型フレーム採用により足でまたぐ位置が低くなった。
・電動アシスト状態で平たんな道なら最大40キロメートル走行できる。
・価格は充電器込みで8万9800円~9万9800円。問い合わせはブリヂストンサイクル株式会社(0120・721911)まで。
■参考資料
「手元でサドル位置調節――ブリヂストンサイクル(ニューフェース)」『日本経済新聞』2002年7月11日,朝刊,31面

NIKKEINET、検索機能を集約、使いやすさ向上(2002年5月2日)

■いつ?
2002年5月7日
■どこで?
インターネット情報サービスの「NIKKEI NET」(http://www.nikkei.co.jp/)
■誰が?
株式会社日本経済新聞社
■何をした(する)?
インターネット情報サービス「NIKKEI NET」を全面刷新する。
■なぜ?
使いやすさを大幅に向上させるため。
■どのように?
・日経グループの国際表記に合わせてロゴを変更するほか、企業、人事、株価などの検索機能を集約。
・2002年5月のリニューアルで、国際基準のUDを本格的に採用し、目に障害を持つ人にも優しい色調にした。
・最新情報を増やし、仕事や生活に役立つ専門サイトも拡充するほか、24時間のニュースを写真でたどるページも新設する。
・NIKKEI NETは1996年4月にサービス開始し、2002年5月2日現在、平日平均のページビューが800万に達する国内最大級のニュースサイトになっているという。
■参考資料
「NIKKEINET、検索機能を集約、使いやすさ向上」『日本経済新聞』2002年5月2日,朝刊,10面