ユニバーサルデザイン商品、使いやすくてヒット――進む高齢化、市場急拡大(2001年8月25日)

■いつ?
2000年末
■どこで?
全国
■誰が?
文具各社,住宅関連メーカー
■何をした(する)?
UD文具の開発,UD住宅商品の定番化、シリーズ化を進める。
■なぜ?
多様な使い手に柔軟に対応した商品開発・改良が本格化してきたため。
■どのように?
・文具業界ではコクヨがいち早くUD商品のシリーズ化に乗り出したという。レバーをテコにして従来の半分の力で紙をとじることができるホチキス「ステープラー」(希望小売価格700円)や、指が痛まないよう配慮した書類とじ「レバーファイルEZ」(360円)が2001年当時、早くも売れ筋になっている。
・日用品や玩具でも、注ぎ口を左右につけて聞き手がどちらでも注ぎやすい「アルミミルクパン」(良品計画、1200円)やカードの4隅に数字を入れ、左利きの人でも不自由しない「トランプ」(ニチュー、600円)などが店頭に並びだした。
・住宅関連メーカーは高齢者・障害者目向けの特別仕様製品を定番シリーズ化し始めている。TOTOは新ブランド「楽&楽計画」を立ち上げ、車椅子でも簡単に開けられる引き戸など13品目を投入した。
・トステムもテコの原理を働かせ、サッシ障子の開け閉めにに要する力を従来の半分で済むようにした「アシスト把手付きサッシ」(5万6300円)を商品化。
・2001年8月25日の日本経済新聞の記事には、「財団法人共用品推進機構によると、UD商品の1999年度の市場規模(国内出荷額)は1兆8548億円。前年度比26%と大幅に伸びた。経済産業省が主催するUD懇親会では高齢化が進むなか2025年度には少なくとも16兆円規模になると予測している。」という記載があった。
■参考資料
「ユニバーサルデザイン商品、使いやすくてヒット――進む高齢化、市場急拡大」『日本経済新聞』2001年8月25日,夕刊,1面