「ユニバーサルデザイン」掘り起こせ 日本、先取りの動き (2000年03月25日)

■いつ?
1998年ごろから
■どこで?
全国
■誰が?
トライポッド・デザイン株式会社(東京)の代表、中川聰氏
■何をした(する)?
高齢者の目線で商品開発を行い、製品を発売した。
■なぜ?
従来の障がい者のためのデザインは、障がいとなる状況を取り除く「バリアフリー」が中心だったが、障がいのあるなしにかかわらず、だれでも使えるデザインにすれば、デザインの幅も広がると考えたため。
■どのように?
・指に障がいがある人や握力の弱った高齢者でも書きやすいように配慮した、ずんぐりした形のペン「ミニ・バーディ」を開発し、モリト株式会社(大阪)に持ち込み1998年に発売した。

・2000年当時「ミニ・バーディ」は月に4~5万本売り上げた。

・鳥の形を模し、流行の透けるボディのペンは、障がい者だけでなく「健常者も使って楽しいことも意識(して開発)しました」と中川氏は語る。

・2000年3月25日の朝日新聞の記事によると、「ミニ・バーディ」は5種類の色が選べ、価格は1200円。また、右利き用と左利き用が選べる大きいサイズ「ハンディ・バーディ」もあり、価格は1800円。文具店や介護用品売り場で買えるとのこと。

・1999年秋、握力が弱い人も持ちやすく、袋が指にくい込む痛みも解消できるように配慮したスーパーのレジ袋を持つ時の手提げ用具を発売し、数十万個を売り上げた。