福祉観光地めざそう 高山市の取り組み紹介 萩でフォーラム/山口(2003年06月04日)

■いつ?
2003年6月3日
■どこで?
サンライフ萩(山口県萩市)
■誰が?
山口県
■何をした(する)?
県観光ユニバーサルデザインフォーラムを開催した。
■なぜ?
福祉観光都市を目指して。
■どのように?
・高齢者や障害者にやさしい観光地づくりをテーマに、県などが主催で行われ、観光・福祉関係者ら約300人が出席した。観光客数を飛躍的に伸ばしている岐阜県高山市の取り組みが紹介され、パネルディスカッションもあった。

・高山市の取り組みを紹介したのは飛騨高山観光客誘致促進東京事務所代表の山本誠さん。同市は人口約6万7千人で、萩市と同規模の観光都市だが、90年に252万人だった観光客が93年には17・5%減の208万人に。これを契機に、人にやさしいまちづくりが始まったという。

・道路の段差をなくし、市内36カ所に公衆トイレを設置。車いす対応のトイレも120カ所に設けた。買い物に疲れたら休む休憩ベンチも拡充させた。すべての市民がまちに出やすくなった。特に高齢者や障害者、主婦層のストレス解消にもつながったという。
 「住みよいまちは行きよいまち」を打ち出し、減りつつあった観光客も増え始め、01年には322万人と93年から54・8%も増加した。宿泊客も89万人から149万人と67・4%の伸び。山本さんは「2050年には日本の人口は1億人を割る。65歳以上の高齢者人口は35・7%になる。高齢者・身障者対応のまちづくりがますます必要になってくる」と話した。